セ・リーグで左投手に強い左打者は誰か調べてみたよ💻
どーもどーも虎太🐯です。
いやー、だいぶ更新してなかったなー💦
なんか虎太の家来(虎太の保護者♂)が年明け早々めちゃくちゃ忙しいらしくてさ🙀
昨日は土曜なのに会社行っちゃうし💢
プライベートでもかなりバタバタしてるみたいだから、しばらくこんな感じの更新になるかも。
まあまだキャンプにも入ってないしね。
というわけでこれからちょっとユルユル更新になるのでご了承ください。
さてさてここのところセイバーメトリクスの指標紹介をしてきたんだけど、今回は以前からちょっと気になることについて調べたのでちょっとご紹介するよ。
それは「左ピッチャーに強い左バッターって誰?」ってこと。
まあウチが左バッターばっかりで左ピッチャーに弱いってところもあって、じゃあ他のチームの左バッターはどうなのかが前から気になってたんだよね。
じゃあちょっと見てみよう📣
2019セ・リーグ左投手 vs 左打者ランキング⚾️
左投手に対して100打席以上対峙した左バッターの打率をランキングしてみたのが下の表。
一人ひとり調べていったから結構時間かかったなー💦
まあ前からチョコチョコ調べてたんだけどさ。
でももし間違ってたらごめんなさい💧
あと参考のために対右ピッチャーとトータルの打率も入れておいたので比べてみてもいいかもね。
ちなみに打率の脇のカッコ内の数字は昨年の打率部門の順位だよ。
※vs LH:対左投手打率
※vs RH:対右投手打率
※AVG:打率
もう大島が圧倒的に強い🙀
っていうか対左ピッチャーで3割打ってる左バッターはこの大島だけ。
しかも対右ピッチャーより対左ピッチャーとの打率が2分以上も高い。
それでも対右でも3割越えの打率だからね。
スゴイね✨
西川もいいね。
左右打率がほとんど変わらないし、これはベンチとしても使いやすい。
西川にはウチも結構やられてるイメージがあるし、今年も要注意だね😾
ちなみにウチからは糸井と近本がランクイン⭐
糸井については対左でも3割近く打ってるし、全体でも3位の成績✨
やっぱりウチの中では頭一つ抜けてるね。
近本は以前もお話ししたけど、左右に関係なく打ってるっていうか左ピッチャーの方が打率がちょこっと高い。
この2人はやっぱり貴重だわ。
この後ご紹介するけど、ウチの他の左バッターとは全然違うし😿
しかしベスト10でも打率が.240台になっちゃうんだね💧
左投手との対戦が100打席以上の全左打者成績⚾️
左ピッチャーと100打席以上対戦した左バッターは、セ・リーグで21人(虎太調べ)。
球団別に見ると一番多かったのがウチで5人、逆に一番少なかったのがDeNAの2人だったよ。
じゃあここで球団別にランク外だった選手も含めてご紹介するね。
カッコ内は対左ピッチャーの打席数だよ。
丸 .271(260打席)※7位
若林 .230(108打席)※両打
大城 .213(103打席)
亀井 .190(161打席)
筒香 .264(229打席)※8位
神里 .248(177打席)※9位
糸井 .295(162打席)※3位
近本 .273(249打席)※5位
糸原 .216(198打席)
木浪 .216(111打席)
福留 .191(153打席)
広島
西川 .298(211打席)※2位
松山 .243(103打席)※10位
田中 .209(133打席)
中日
大島 .326(222打席)※1位
京田 .230(188打席)
高橋 .198(143打席)
ヤクルト
青木 .290(185打席)※4位
雄平 .272(178打席)※6位
太田 .217(102打席)
村上 .198(236打席)
参考/100打席未満の主力左打者
阿部 .297(43打席)※讀賣
佐野 .258(34打席)※DeNA
安部 .250(53打席)※広島
野間 .234(94打席)※広島
小園 .190(67打席)※広島
高山 .172(61打席)※阪神
どの球団もベスト10にランクインした選手と比べてだいぶ落ちるね。
やっぱり基本的に左バッターは左ピッチャーには苦労してるってことかな。
しかしウチはさっきもお話ししたけど、糸井・近本と他の選手との差が激しいね💦
糸原、木浪、福留、そして打席が少なかったけど高山。
まあ福留はあれとして、残りの3選手はこの辺の対策が今年大事になってくるね。
対左で.250はほしいところ。
しかし高山は糸井の壁が高いなー。
でも何とか超えてほしいんだよね、今後のためにも。
ホント高山にとって今年は勝負の年になるね🔥
まとめ🐯
というわけで今回は「左投手と左打者の対戦成績」についてご紹介してみたよ。
やっぱり左バッターは左ピッチャーが苦手なのかな?
左ピッチャーから.280以上打ってる選手なんて4人しかいない。
ただ昨年はトータルの打率でも3割越えが5人しかいなかったし、右バッターでもウチの北條みたいに左ピッチャーが極端に苦手って選手もいるけども💦
まあ他球団のことはいいとして、こうしてみるとやっぱりウチは右バッターの活躍がポイントになるのかな。
結局どこの球団も左ピッチャーを打てる左バッターなんてそんなにいないし、ランキングを見てもランクインしているのは各球団1~2人。
ただウチは主力に左バッターが多いから必然的に左ピッチャーに弱いチームになってしまう。
当然左バッターには頑張ってほしいんだけど、右バッターにもっと奮起してほしいんだよね。
梅野はいいとして北條、上本、海くん、大山、中谷・・・
んー・・・がんばってくれ🔥
じゃあまたね!
虎太
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【BB/K】セイバーメトリクス指標のご紹介⭐
どーもどーも虎太🐯です。
セイバーメトリクス指標のご紹介、第7回目に取り上げるのは「BB/K」。
前回お話しした「BB%」「IsoD」なんかと同様に選球眼を表す指標で、最近よく見かけるようになったものだね😸
一般的に四球が多い選手は「plate discipline(打席自制心)」が優れており、三振が多い選手は「ストライクゾーン管理能力」が劣っているということから、このBB/Kが選球眼を表す指標として使われるようになったよ。
つまり四球が多くて三振が少ない選手はこの数値が高くなるわけ。
ただこれって四球が少なくて三振が少ない選手と四球も三振も多い選手の数値が同じようなものになってしまうことに注意が必要。
たとえBB/Kが良くても四球が少なければ選球眼がいいとは言えないからね。
これについてザ・ハードボール・タイムズのアーロン・グリーマンは「75四球165三振の打者は際立つ自制心を持ち合わせている反面、管理能力はさほどない。30四球40三振の打者は自制心が欠落している一方、ストライクゾーンを見事に管理している」と解説してるよ。
つまりこの指標を見るときは四球数と三振数も合わせてチェックしないとってことだけど、比較するときは打席数が違ってわかりにくいから、BB%とK%を合わせてみればいいんじゃないかな。
でもまあそこまでキッチリ考えなくても、とりあえずこのBB/Kの数値が高い選手は選球眼がいいってざっくり考えていいと思うよ😸
そしてこの数値もありがたいことにいろんなところが公表してるね🎵
もちろんいつものDELTA社さんの「1.02 Essence of Baseball」でも公表してるよ。
選球眼の良さを表すBB/K⚾
ちなみにこの指標を算出する計算式は下記の通り。
BB/K=四球数÷三振数
簡単に手計算できるから、もし指標そのものを発見できなくても自分でできるね🎵
2019セ・リーグBB/Kランキング⚾️
じゃあ昨年のBB/Kのセ・リーグランキングを見てみるよ。
1位:鈴木誠也 1.27(BB%:16.8%/K%:13.2%)
2位:山田哲人 0.91(BB%:17.2%/K%:18.9%)
2位:宮崎敏郎 0.91(BB%: 6.8%/K%: 7.4%)
4位:糸原健斗 0.86(BB%:10.5%/K%:12.2%)
5位:青木宣親 0.85(BB%:10.8%/K%:12.7%)
6位:中村悠平 0.83(BB%:11.8%/K%:14.2%)
6位:糸井嘉男 0.83(BB%:11.7%/K%:14.2%)
8位:會澤翼 0.72(BB%:13.0%/K%:18.1%)
9位:丸佳浩 0.69(BB%:13.6%/K%:19.8%)
10位:大島洋平 0.64(BB%: 8.0%/K%:12.5%)
相変わらず鈴木誠也のスゴさが際立っているね🙀
1点台だからね✨
規定打席到達者の中でただ一人、BB%の方がK%を上回ってる。
ホントスゴイね、この選手。
そしておもしろいのが2位の宮崎⭐
BB/Kの数値は山田と同じなんだけど、内訳が全然違う。
宮崎は四球率が低いんだけど、三振率も異常に低い。
BB%とK%の差で見ても、わずか-0.6%。
ちなみにこの三振率で言うと、この宮崎はセ・リーグの規定打席到達者の中で唯一10%を切ってるんだよね。
そしてここには挙げてないけどコンタクト率がセ・リーグ2位の88.4%。
ホント三振しないバッターだね、あーめんどくさい。
でもこれを持って選球眼がいいとは言えないよ。
さっきもお話ししことたけどやっぱり四球率が低いからね。
実際ボール球の見極め率を見てみると78.22%。
これはセ・リーグ8位の数値なんだよね。
もちろんこれでもいい数値なんだけど、順位は一気に下がる。
要はバットに当てるのは上手いけど、ボール球でも打ちに行くから四球率は上がらないってことだね。
たぶん宮崎はそこらへんが課題になるのかな。
ただこのままでも十分スゴイし、ウチ的には改善してもらわなくていいんだけども💦
そしてウチの糸原。
4位という順位も立派なんだけど、内訳のバランスが良くてなかなかいい感じ⭐
三振率の低さはセ・リーグで宮崎に次ぐ2位、そしてコンタクト率はセ・リーグ1位の88.9%✨
ボール球の見極め率も80.34%でセ・リーグ5位だしね。
ただ四球率がやっと2桁に乗った感じだから、前回もお話ししたけどやっぱりこの四球率を上げていくといいね。
もうこの辺はバッター糸原の最大の強みだからさ。
ちなみにパ・リーグでは、このBB/Kが1点台の選手が3人もいるよ。
日ハムの近藤が1.27、オリックスの吉田が1.23、同じくオリの福田が1.09。
近藤と誠也は同率で内訳もそっくりだよ。
まとめ🐯
というわけで今回は「BB/K」についてお話ししてみたよ。
データ好きな人には結構おもしろい数値が出たんじゃない?
今回のBB/Kに限らず、セイバーメトリクスの指標ってそれぞれなにかに特化して算出したものだから、一つの指標ですべてが判断できる万能なものじゃないけど、それらを組み合わせて見ていくとおもしろい発見ができたりするんだよね。
まあ野球の楽しみ方は人それぞれだけど、こんなデータを見ながら、あーでもない、こーでもないって考えたりするのもおもしろいから、興味がある人はぜひいろいろ自分で調べてみてね😸
というわけで今回はBB/Kのお話しでした。
じゃあまたね!
虎太
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【BB%/IsoD】セイバーメトリクス指標のご紹介⭐
どーもどーも虎太🐯です。
セイバーメトリクス指標のご紹介、第6回目に取り上げるのは「BB%」と「IsoD」。
ともに選球眼を表す指標だけど、「BB%」は四球による出塁率、「IsoD」は四死球による出塁率だね😸
ただ虎太的にはより選球力を示す「BB%」の方をよく見るけども。
もちろんこの指標だけで選球眼の良さを表すとは言えなくて、他にも各ゾーンコンタクト率や四球と三振の割合を示す「BB/K」、一打席あたりの被投球数を表す「P/PA」なんかも合わせて見ていかなきゃいけないんだけどさ。
まあでも前回お話ししたOBP(出塁率)を上げるためにはこのBB%とかIsoDを上げることが大事なわけで、単に打率がどうのこうのってだけじゃなくてこれらの指標を見るのもデータ好きの人ならおもしろいと思うよ😸
そしてこの数値もいろんなところが公表してるから拾いやすいしね🎵
ただいつものDELTA社さんの「1.02 Essence of Baseball」では、IsoDを重視してないからかBB%のみ公表してるよ。
四球による出塁率を表すBB%と四死球による出塁率を表すIsoD⚾
ちなみにそれぞれの指標の計算式は下記の通り。
BB%=四球÷打席数
これはわかりやすい⭐
もし指標そのものを発見できなくても、自分で手計算できるね🎵
2019セ・リーグBB%&IsoDランキング⚾️
じゃあ昨年のそれぞれの指標のセ・リーグランキングを見てみるよ。
■BB%(セ・リーグ)
1位:山田哲人 17.2%
2位:鈴木誠也 16.8%
3位:筒香嘉智 15.8%
4位:丸佳浩 13.6%
5位:會澤翼 13.0%
6位:村上宗隆 12.5%
7位:坂本勇人 12.1%
8位:中村悠平 11.8%
9位:糸井嘉男 11.7%
10位:バレンティン 11.5%
1位:山田哲人 0.13
2位:鈴木誠也 0.12
2位:筒香嘉智 0.12
4位:會澤翼 0.11
5位:丸佳浩 0.10
5位:村上宗隆 0.10
5位:中村悠平 0.10
8位:糸井嘉男 0.09
8位:青木宣親 0.09
8位:糸原健斗 0.09
比べると少し順位が変わってるけど基本的な傾向はほぼ同じ。
まあ死球の違いだからね。
特筆すべきはヤクルトの2人、村上とキャッチャーの中村が双方でランクインしてること。
村上はわかるけど、中村が頑張ってるね。
この中村は打率は.269だけど出塁率が.373🙀
その差は実に.104✨
大したもんだ。
まあ山田は打率が.271で出塁率が.401でその差が.130もあるからもっとすごいんだけど、山田の場合はホームランバッターだからね。
村上もそうなんだけど(打率.231/出塁率.332)、中村はねー、長打率も4割行ってないし、実に特長的な結果。
でもこうしてみるとおもしろいでしょ、この指標😸
そしてウチはと言えば、IsoDででようやく2人ランクイン✨
いつもの糸井と糸原だね。
BB%でも糸原は10.5%で12位だったけど、頑張れば「とりさんぽ」ならぬ「いとさんぽ」と呼ばれる日が来るかも?
ちなみに鳥谷は2014年が13.5%で3位、2015年が13.8%で2位、2016年は14.1%で4位、2017年は13.5%で4位。
んー、さすがだね⭐
あと2018年に丸は23.0%という破格の数字をだしてるよ🙀
まとめ🐯
というわけで今回は「BB%」と「IsoD」についてざっくりとお話ししてみたよ。
出塁率を上げるためにも四球を選ぶことはとても大事。
スラッガータイプはこの四球率を上げやすいけど、中村や糸原のようなバッターもいる。
俗に言う「いやらしいタイプ」だね。
ウチで言えば海くんはそこを目指さなくちゃいけないよ。
海くんがこの率を上げて出塁率が上がってくれば一気にレギュラーに近づくわけだし。
ちなみに海くんのBB%はわずか2.7%💦
打率が.242でこれじゃあね。
だから出塁率も.286なわけだしさ。
まあ海くんの場合、三振も多くてK%(三振率)は21.6%もある。
とにかく改善しなければいけないことが多いよ。
代走や守備固めに甘んじることなく、チームNo.1の盗塁技術をもっと活かすためにも、
長打はいらないからこのBB%を上げて出塁率を上げないとね。
というわけで今回はBB%/IsoDのお話しでした。
じゃあまたね!
虎太
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【OBP(出塁率)】セイバーメトリクス指標のご紹介⭐
どーもどーも虎太🐯です。
セイバーメトリクス指標のご紹介、第5回目に取り上げるのは「OBP」。
出塁率のことだね。
この出塁率、NPBでも表彰対象にもなってるけど、まだまだ日本では打率の方を重視されてる傾向にあるよね。
まあエンターテインメント性を考えればそうなるのも仕方ないけど、そもそもアウトにならない確率である出塁率の方が重要だと思うんだけどなー。
実際に得点との相関関係を見ると、統計上打率よりも出塁率の方が高いわけだし。
これについては以前ちょこっとお話ししたけど、打率と得点との相関係数よりも出塁率と得点の相関係数の方がだいたい15%ほど高いらしいからね。
まあこの出塁率を高くするには「plate discipline(打席自制心)」が重要になるわけだけど、この「plate discipline」に関連する選球眼指標については次回以降でまたお話しするね。
この数値はいろんなところが公表してるから拾いやすいし、ぜひチェックしてみてね。当然いつものDELTA社さんの「1.02 Essence of Baseball」にも出てるよ😸
ホントにいつもお世話になっております😹
アウトにならない確率OBP⚾
ちなみにOBPの計算式は下記の通り。
昔は犠飛は加味してなかったらしいけどね💦
2019セ・リーグOBPランキング⚾️
1位:鈴木誠也 .453
2位:糸井嘉男 .403
3位:山田哲人 .401
4位:坂本勇人 .396
5位:丸佳浩 .388
5位:筒香嘉智 .388
7位:會澤翼 .387
8位:青木宣親 .385
9位:大島洋平 .376
10位:ビシエド .374
糸井が見事に2位にランクイン✨
んー、これだと貧打線のウチではやっぱりまだまだ糸井は外せないね。
高山ではまだキビシイかなー、糸井はケガや守備のこともあるからぜひ頑張ってほしいんだけども💧
しかし誠也は別格の高さだね🙀
侍ジャパンで4番張るだけあるわ。
ちなみに5位に入ってる丸はその前年の2018年には歴代8位の.468っていう数字を出してるんだよね。
スゲーね、ホントいいバッターだよこの2人⭐
そして會澤。
キャッチャーだけど打撃指標にやたら入ってくるね。
同じキャッチャーの森はパ・リーグ2位の.413だけども。
こうしてみると現時点で今年のオリンピック代表候補に梅野が選ばれる可能性は低いと考えざるを得ない💦
他にも甲斐とか讀賣の小林がいるしね。
ちなみにOBPで見ると梅野は.326で甲斐の.346より低い。
総合的に見ても梅野は現時点で4番手かなー。
特定の球団に偏って選出されるのを避けてくれるならもしかしてって感じだけど、どっちにしろ相当打たないと難しいだろうね。
梅ちゃんウォールだけじゃ選んでくれないか・・・😿
あとウチで言うと糸原が.353で13位。
今年はランクインしてほしいし、その可能性は十分あるからぜひ頑張ってほしいね🔥
その次はさっきお話しした梅野が23位、近本が.313で25位、大山が.312で27位💧
厳しいようだけど、上位を任される近本はこの数字じゃダメ。
昨年はルーキーながらヒットを量産したことを評価されたけど、今年もこんな感じだと評価されない。
あくまでも「ルーキーとしては」っていう枕詞が付いての評価だったわけだから。
果たして今年はどれだけ改善されるのか注目だね。
まとめ🐯
というわけで今回は「OBP」についてざっくりとお話ししてみたよ。
最近はこの出塁率が重視されるようになってきたけど、ウチの選手は糸井や糸原を除いてやっぱり軒並み低調な成績。
リーグの平均的なバッターの出塁率が.330前後だから、せめてこれは超えてこないとね💦
もう打撃指標は見れば見るほど溜息なんだけど、ホントなんとか改善してほしいよね😿
この出塁率については、特に近本が今年どれだけ上げてくるかが虎太的には気になるところだけども。
得点相関から言えば「打率<出塁率<長打率」だから、長打率、特に以前紹介したISO(IsoP)を上げてほしいんだけど、正直現状の選手ではキビシイ。
これはもう外国人がどれだけ打ってくれるかに期待するしかない。
だから長打の打てない選手にはもっと出塁率を上げることに注力してほしいんだよね。
ただそのためには四球率を上げないといけないんだけど、これはこれで逆に難しいところもある。
そもそも見極め力を上げるにはそれこそ踏み出しやバットコントロールなんかのテクニカルな部分やスイングスピードを上げて懐までぎりぎりまで呼び込んで見極める時間を増やすってことも必要になるから、結局のところそこまでできる選手なら自然と打率も上がってくるわけなんだけども。
まあこの辺はコーチの指導云々というより、もう選手個人でどうにかするしかないところだろうから、頑張ってとしか言えないんだけどさ。
というわけで今回はOBPのお話しでした。
じゃあまたね!
虎太
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【wRC+】セイバーメトリクス指標のご紹介⭐
どーもどーも虎太🐯です。
セイバーメトリクス指標のご紹介、第4回目に取り上げるのは「wRC+」。
初めて聞いたって人もいると思うけど、虎太がバッターを評価する際によくチェックする指標の一つだよ😸
これは例のDELTA社さんの説明によると「打席あたりの得点創出の多さを平均的な打者を100とした場合のパーセンテージで評価する指標」ということなんだけど、ざっくり言うと前回ご紹介したwOBAの改良版かな。
wOBAは長打率重視のOPSの改良版だったけど、wRC+はwOBAで考慮されていなかったパークファクター(球場要因)を加味して算出されてるんだよ。
やっぱり球場によって、たとえばホームランの出やすさとに差が出てくるから、wOBAだとどうしても有利不利がでてきてしまう。
そこでそれを補正したのがwRC+ってことで理解すればいいと思うよ⭐
なので相対評価ができるって点から、虎太はこれをよくチェックしてるんだ💻
ちなみにRC(得点創出)を使った指標で割と有名なのが「RC27」。
これは一人のバッターが1試合打席に立ち続けた場合、つまり27アウトになるまでに平均何点取れるかを表す指標だよ。
この指標は場合によってマイナスになることがあるんだけど、ポジションごとに選手を単純比較するのに便利だから、そういうときにはよく使うね。
ここまでで「なんだか難しいぞ」って思った人もいるかもしれないけど、要はこのwRC+を使えば、該当のバッターがどれだけ得点を創出するかを相対評価できるんだなって覚えておいてもらえればOK⭐
そして例によってこの数値を知りたい人は、DELTA社さんの「1.02 Essence of Baseball」をチェックしてみてね😸
ホントにいつもお世話になっております😹
得点創出率を相対的に評価できるwRC+⚾
ちなみにwRC+の計算式は下記の通り(DELTA社)。
パークファクターなんて個人ではなかなか調べられないだろうから、まあ参考程度にね。
wRC+=(パークファクターを考慮して計算したwRC÷打席)÷(リーグ総得点÷リーグ総打席)
ちなみにこの計算式に出てくる「wRC」ってのは、「wOBA」をもとにバッターが創出した得点数を算出したもので、そのバッターがチームにとってどれだけ得点創出に貢献したかを示すんだけど、打席に立てば立つほど数値が高くなるから、打席が違う選手同士を比べられない、つまり相対評価ができないんだよね💧
だから「wRC+」はそれを相対評価できるように改善したものとも言えるね。
2019セ・リーグwRC+ランキング⚾️
1位:鈴木誠也 179
2位:山田哲人 158
3位:坂本勇人 157
4位:ビシエド 148
5位:バレンティン 145
6位:ソト 140
7位:筒香嘉智 138
8位:丸佳浩 134
9位:青木宣親 132
10位:會澤翼 128
今回いつもの面々だね💦
まあwOBAの改良バージョンだからさ、それと同じような順位にはなるんだけども。
ちなみにこの数字の見方だけど、たとえば鈴木誠也の179ってのは、平均的なバッターより1.79倍の効率で得点を生み出すってことだよ。
あとこの指標の評価基準は下記の通り。
wRC+ 160以上 素晴らしい
wRC+ 140以上 非常に良い
wRC+ 115以上 平均以上
wRC+ 100以上 平均
wRC+ 80以上 平均以下
wRC+ 75以上 悪い
wRC+ 60以上 非常に悪い
ウチだと糸井が120で13位、次点は梅野が95で23位、糸原が94で25位、大山が93で26位😿
もうチーム2位がすでに平均以下って・・・🙀
毎回のことだけど溜息しか出ないね💧
しかしこの得点創出関連の指標で見るとき、いつも糸原がチーム3位に出てくるんだよ。
そうなると単純にバッティング能力だけを考えれば糸原は外せないってことになる。
まあ四球率が高くて出塁率が高いからってこともあるんだけど、アへ単だろうがなんだろうが塁に出ないと点は取れないわけで、こうして考えてみると現時点で糸原はやっぱりセカンドレギュラー一番手ってなるのかね😾
まとめ🐯
今回は「wRC+」についてざっくりとお話ししてみたけど、なんとなくわかってもらえたかな?
まあ理屈はどうでもいいから、バッティングの総合能力をみるときにこれをチェックすればいいと思うよ。
みたいな感じで、その時の状況によって見ればいいんじゃないかって思うけど、できれば今後はちょっとこのwRC+をDELTA社さんでチェックしてみてほしいね😸
というわけで今回はwRC+のお話しでした。
じゃあまたね!
虎太
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【wOBA】セイバーメトリクス指標のご紹介⭐
どーもどーも虎太🐯です。
セイバーメトリクス指標のご紹介、第3回目に取り上げるのは「wOBA」。
これは打者が打席あたりどれだけ得点増に貢献したかを表す指標で、この指標をもとに他のセイバーメトリクスの指標に換算できたりするよ😸
以前OPSの紹介をしたと思うんだけど、OPSは単純計算で得点貢献を表すことができる代わりに出塁率と長打率を同スケールで考えてるから高い数字が出やすい長打率が大きく影響する、つまり長距離ヒッターが有利になるのに対して、wOBAは単打とか二塁打とかで得点貢献の価値を変えてより細かく貢献度を測ることができるんだ✨
ちなみにこのwOBAのスケールは出塁率に合わせられていて、だいたい平均が0.330程度になるから、そこが基準になるね。
ただこのwOBAってのは、計算が複雑なうえに各成績の係数が毎年変わるから自分で算出するのは非常にめんどくさい💦
なので、虎太はいつも例のDELTA社さんの「1.02 Essence of Baseball」を見てるよ
いつもお世話になっております😹
OPSより詳細に打席あたりの得点貢献を表すwOBA⚾
ちなみにwOBAの計算式は下記の通り(DELTA社)。
まあ参考程度にね。
wOBA (NPB版)= {0.692×(四球-故意四球)+0.73×死球+0.966×失策出塁+0.865×単打+1.334×二塁打+1.725×三塁打+2.065×本塁打} ÷ (打数+四球-故意四球+四球+犠飛)
・・・めんどくせーーー🙀
おまけにこれで係数がシーズンごとに代わるんだから、ここは素直にDELTA社さんのデータを見るのが一番!
というわけで、wOBAの数値をみるならDELTA社さんでチェックしてみてね⭐
2019セ・リーグwOBAランキング⚾️
じゃあ昨年のセ・リーグwOBAランキングを見てみるよ。
1位:鈴木誠也 0.446
2位:坂本勇人 0.424
3位:山田哲人 0.418
4位:バレンティン 0.400
5位:ソト 0.394
6位:筒香嘉智 0.391
7位:丸佳浩 0.390
8位:ビシエド 0.384
9位:青木宣親 0.382
10位:會澤翼 0.373
まあいつもの面々だね。
そもそもwOBAってOPSとの相関関係が高いから、8位まではOPSの順位とまったく同じになってるし。
ちなみにOPSだと9位が岡本、10位が青木で會澤は11位。
ここにランクインしていない岡本のwOBAは11位。
まあ順位的なもんはほとんど同じだね。
ウチだとOPS同様、糸井が0.362で12位、次点は梅野が0.327で24位、糸原が0.325で25位、大山が0.324で26位😿
平均が0.330程度と言われてるのに対して、それを超えてるのは糸井だけだね🙀
ちなみに規定打席未到達のマルテは0.365、福留は0.332、木浪は0.290。
マルテはそのまま規定打席に達していれば11位(OPSは12位)の成績だね。
ホント、マルテは前回も見たけどISOがなー、とにかくホームランが少なすぎる💦
もう少しホームラン打ってくれると十分ランクインしてくるんだけども💧
まとめ🐯
今回は「wOBA」についてざっくりとお話ししてみたけど、なんとなくわかってもらえたかな?
虎太は総合的な打撃力を見るのにこの数字を結構見てるよ。
各塁打に係数掛けてることで、OPSよりも詳しく見れるからね。
まあ最近は次回お話ししようと思ってる「wRC+」ってのを一番見てるけども💦
でも順位比較的なことなら別にOPSでもいいと思うよ。
OPSについては現在かなりメジャーな指標になってるから、よく目にすると思うんだけど、興味のある人はぜひこのwOBAもチェックしてみてね、DELTA社さんで😸
というわけで今回はwOBAのお話しでした。
じゃあまたね!
虎太
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【ISO (IsoP)】セイバーメトリクス指標のご紹介⭐
どーもどーも虎太🐯です。
セイバーメトリクス指標のご紹介第2回目に取り上げるのは「ISOまたはIsoP」だよ。
これは純粋な長打力を表す指標で、その性質から運に左右されにくく、シーズンを跨いでの比較もできるんだ😺
これねー、勘違いしてる人がいるかもしれないのでお話ししておくと、SLGってのは単打も含まれるものなんだよね。
だから単打でもこの率は上がってしまうから見るときには注意が必要だよ。
純粋な長打力を表すISO(IsoP)⚾
ちなみにSLGの計算式は下記の通り
これでいくと長打率ってのは名前と違って塁打率みたいな感じかな。
じゃあISO(IsoP)を見てみると下記の通りで、単打を除いて計算してるよ。
内野安打まで加味される長打率と違って純粋な長打力を表せるようになってるんだね。
または
ISO(IsoP)=(二塁打+三塁打×2+本塁打×3)÷打数
というわけで、本当の長打力をみるならこのISO(IsoP)をチェックしてみてね⭐
2019セ・リーグISO(IsoP)ランキング⚾️
じゃあ昨年のセ・リーグISO(IsoP)ランキングを見てみるよ。
1位:山田哲人 0.288
2位:ソト 0.285
3位:バレンティン 0.273
4位:坂本勇人 0.263(打率5位)
5位:村上宗隆 0.250
6位:筒香嘉智 0.239
7位:鈴木誠也 0.230(打率1位)
8位:ロペス 0.220
8位:岡本和真 0.220
10位:丸佳浩 0.204(打率9位)
山田哲人スゲーな🙀
ソト、バレといった外国人を抑えて堂々トップ🥇
まあ計算式上、打率が低くて長打率が高いバッターの数字は高くなるからね。
村上もそうだけども。
しかし逆に言えば坂本とか誠也みたいに打率も高いのにランクインしてるもスゴイ⭐
総合力が高いってことだね。
ちなみにタイガースの選手の中で最高位は大山の0.143でリーグ18位で、次点が梅野の0.127で21位って感じ💦
やっぱりね、ホームラン数が少ないからね。
ISOはどうしても低くなっちゃう😿
んー、こりゃ来季に入ってくるボーアやサンズに期待するしかないんかなー。
ちなみに規定打席未到達のマルテは0.065だったよ・・・💧
まとめ🐯
今回は「ISO(IsoP)」についてざっくりとお話ししてみたけど、なんとなくわかってもらえたかな?
要は本当の意味での長打率を見るならこのISO(IsoP)をチェックしてねってこと。
打率と長打率ならどこでもデータが拾えるし、シーズンが始まってから規定打席に到達してない選手でも自分で計算できるからぜひやってみてね😸
というわけで今回はISO(IsoP)のお話しでした。
じゃあまたね!
虎太
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