【wRC+】セイバーメトリクス指標のご紹介⭐
どーもどーも虎太🐯です。
セイバーメトリクス指標のご紹介、第4回目に取り上げるのは「wRC+」。
初めて聞いたって人もいると思うけど、虎太がバッターを評価する際によくチェックする指標の一つだよ😸
これは例のDELTA社さんの説明によると「打席あたりの得点創出の多さを平均的な打者を100とした場合のパーセンテージで評価する指標」ということなんだけど、ざっくり言うと前回ご紹介したwOBAの改良版かな。
wOBAは長打率重視のOPSの改良版だったけど、wRC+はwOBAで考慮されていなかったパークファクター(球場要因)を加味して算出されてるんだよ。
やっぱり球場によって、たとえばホームランの出やすさとに差が出てくるから、wOBAだとどうしても有利不利がでてきてしまう。
そこでそれを補正したのがwRC+ってことで理解すればいいと思うよ⭐
なので相対評価ができるって点から、虎太はこれをよくチェックしてるんだ💻
ちなみにRC(得点創出)を使った指標で割と有名なのが「RC27」。
これは一人のバッターが1試合打席に立ち続けた場合、つまり27アウトになるまでに平均何点取れるかを表す指標だよ。
この指標は場合によってマイナスになることがあるんだけど、ポジションごとに選手を単純比較するのに便利だから、そういうときにはよく使うね。
ここまでで「なんだか難しいぞ」って思った人もいるかもしれないけど、要はこのwRC+を使えば、該当のバッターがどれだけ得点を創出するかを相対評価できるんだなって覚えておいてもらえればOK⭐
そして例によってこの数値を知りたい人は、DELTA社さんの「1.02 Essence of Baseball」をチェックしてみてね😸
ホントにいつもお世話になっております😹
得点創出率を相対的に評価できるwRC+⚾
ちなみにwRC+の計算式は下記の通り(DELTA社)。
パークファクターなんて個人ではなかなか調べられないだろうから、まあ参考程度にね。
wRC+=(パークファクターを考慮して計算したwRC÷打席)÷(リーグ総得点÷リーグ総打席)
ちなみにこの計算式に出てくる「wRC」ってのは、「wOBA」をもとにバッターが創出した得点数を算出したもので、そのバッターがチームにとってどれだけ得点創出に貢献したかを示すんだけど、打席に立てば立つほど数値が高くなるから、打席が違う選手同士を比べられない、つまり相対評価ができないんだよね💧
だから「wRC+」はそれを相対評価できるように改善したものとも言えるね。
2019セ・リーグwRC+ランキング⚾️
1位:鈴木誠也 179
2位:山田哲人 158
3位:坂本勇人 157
4位:ビシエド 148
5位:バレンティン 145
6位:ソト 140
7位:筒香嘉智 138
8位:丸佳浩 134
9位:青木宣親 132
10位:會澤翼 128
今回いつもの面々だね💦
まあwOBAの改良バージョンだからさ、それと同じような順位にはなるんだけども。
ちなみにこの数字の見方だけど、たとえば鈴木誠也の179ってのは、平均的なバッターより1.79倍の効率で得点を生み出すってことだよ。
あとこの指標の評価基準は下記の通り。
wRC+ 160以上 素晴らしい
wRC+ 140以上 非常に良い
wRC+ 115以上 平均以上
wRC+ 100以上 平均
wRC+ 80以上 平均以下
wRC+ 75以上 悪い
wRC+ 60以上 非常に悪い
ウチだと糸井が120で13位、次点は梅野が95で23位、糸原が94で25位、大山が93で26位😿
もうチーム2位がすでに平均以下って・・・🙀
毎回のことだけど溜息しか出ないね💧
しかしこの得点創出関連の指標で見るとき、いつも糸原がチーム3位に出てくるんだよ。
そうなると単純にバッティング能力だけを考えれば糸原は外せないってことになる。
まあ四球率が高くて出塁率が高いからってこともあるんだけど、アへ単だろうがなんだろうが塁に出ないと点は取れないわけで、こうして考えてみると現時点で糸原はやっぱりセカンドレギュラー一番手ってなるのかね😾
まとめ🐯
今回は「wRC+」についてざっくりとお話ししてみたけど、なんとなくわかってもらえたかな?
まあ理屈はどうでもいいから、バッティングの総合能力をみるときにこれをチェックすればいいと思うよ。
みたいな感じで、その時の状況によって見ればいいんじゃないかって思うけど、できれば今後はちょっとこのwRC+をDELTA社さんでチェックしてみてほしいね😸
というわけで今回はwRC+のお話しでした。
じゃあまたね!
虎太
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