パピヨンだって虎が好き。

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【徹底分析】無双・近本の打撃を虎太がセイバーメトリクスで検証☆~前編

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どーもどーも虎太🐯です。

 

いやーもう近本の成長曲線が上向きすぎて、逆に怖さを感じている今日この頃、みなさまいかがお過ごしですか?

ルーキーながら新生矢野タイガースの象徴となり、もはやタイガースは近本のチームとまで思えるような活躍ぶりにワクワクが止まらない人たちも多いんじゃない?

ファンの間でも、赤星の再来だとか青木2世だとか騒がれてるしね。

 

そうなるとデータ分析好きの虎太としては検証せずにはいられないw。

 

そこで今回はこの近本の打撃について、セイバーメトリクスを始めとした各種データを検証した結果をみなさんにお伝えすることにするよ。

さてさてどんな結果になるのかな?

お楽しみにー♪

 

※尚、各種データ出典は、主に「Baseball LAB」「プロ野球データFreak」「1.02 Essence of Baseball」より引用しています(あとはちまちまと手計算w)。

※数値は5/3ゲーム終了時点でのものです。

基本指標

まずは基本的なデータから見ていくよ。

 

30試合/124打席/110打数/36安打/

4本塁打17打点/8盗塁/0併殺打

打率.327/出塁率.383/長打率.536/

OPS.920/対右投手打率.305/

対左投手打率.393/得点圏打率.400

 

なんだこりゃ!

これ、ホントにタイガースの選手ですか?

 

これだけでもなんとなくすごさがわかるね。

当初は左が苦手だったのにもかかわらず、今や左の方が打ってるというw。

しかも得点圏打率が高くて、併殺打もゼロ!

そして長打率が丸(.500)やビシエド(.528)より高いっていうねw。

非力と言われてたけど、ホームランも4本打ってるし。

 

うひゃひゃw。

これでルーキーとか、やっぱりリトル・モンスターだね。

 

ただ問題点が一つ。

打率と出塁率との差が小さいんだ。

 

例えば出塁率が4割を超えている選手はセ・リーグで4人いるけど、その選手全員がこの打率と出塁率の差が1割近くまたはそれ以上の差がある。

つまり四球を選んでる数が多いってことだね。

 

例えば山田なんかだと、打率.314に対して出塁率.497で1割8分以上の差があるんだ。

ちなみに同じチームの糸井も打率は.284だけど出塁率は.397。

まあ糸井の場合は4番があれだから、必然的に勝負を避けられる傾向があっての数値だと思うけどねw。

 

一般的にトップバッターは出塁率が最も大事とされていることを考えると、近本はたしかに数値自体は高いものの、打率との差があまりないから、不調になったときにガクンと出塁率が下がってしまう危険性がある。

今は絶好調だから問題ないけど、今後マークが厳しくなっていく中でどう対処していくかが大事になるね。

選球眼指標

現在1番を打ってることから特に大事になってくる指標だね。

 

三振20/四球10/BB/K0.50/四球率8.1/

三振率16.1/四死球出塁率0.06/

PA/K6.20/P/PA4.09

 

※BB/K・・・四球に対する三振の割合(選球眼指標・最終的な見極め度)

 PA/K・・・何打席で1三振するか

 P/PA・・・何球で1打席を終えるか(打席での粘り度)

 

いやー早打ちだねー。

1打席あたり4球で決着をつけてる。

四死球での出塁率は6%で、山田(18%)の1/3。

最終的なボールの見極めも筒香バレンティンとほぼ同じ数値で、これまた山田の1/3以下。

もうどんどん振っていくのが数値にしっかり出てるね。

だからといって三振がそれほど多いわけじゃない。

三振率なんか山田や鈴木誠也より低いからね。

まあ少なくとも四球を選びにいくバッターではないことは確か。

四球率8.1%だからね。

ちなみに山田は25.5%、鈴木誠也は20.0%だよ。

 

とにかく粘るときは猛烈に粘るけど、基本早打ちで勝負が早い。

やっぱり四球が少なすぎるから、これらの選球眼指標は総じていい数字が出ないね。

トップバッターでいるためには、やっぱり四球率が10%はほしいところだよ。 

 

 あれ、数字の割にトップバッターとして見てみるとイマイチだなー。

スイングコンタクト率

 次はバットにどれくらい当ててるかについてだよ。

 

ストライクスイング率67.0%/

ボールスイング率25.9%/

ストライクコンタクト率91.4%/

ボールコンタクト率71.9%/

空振り率6.5%

 

ボールスイング率がちょっと高いね。

そしてストライクスイング率も高い。

要はストライクでもボールでも、ガンガン振っていくってことだねw。

 

ところがその割にコンタクト率が高くて、空振り率も低い。

山田、鈴木よりもね。

まあこれから見るとコンタクトする能力は高いってことがわかるんだけど、課題はボール球の見極めかな。

ちなみに山田と鈴木のボールスイング率はそれぞれ11.1%と15.0%だからね。

 

もう少しボール球を見極められるようになると、四球率も上がって、出塁率も上がると思うよ。

まとめ

というわけで、今回はここまで。

まだまだ検証はこんなもんじゃないんだけど、長くなりすぎるからね。

 

とりあえず今回の検証から分かったことをまとめると・・・

 

積極的なバッティングで左右投手に関わらず打率が高くチャンスにも強いが、四球を選ばないため出塁率と打率との差が小さく、長いスパンで考えると不安定。

また、コンタクト率は高いがボール球に手を出すケースも多い。

そのためボール球の見極めが改善されれば、さらに出塁率が上がる可能性が高い。

 

以上、ここまでの検証結果を虎太がお伝えしました。

次回はいろんな選手との比較を図にして紹介するよ。

お楽しみにー♪

 

じゃあまたね!

 

虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain

 

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