パピヨンだって虎が好き。

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★パピヨン虎太の阪神タイガース分析ブログ★

パピヨンだって虎が好き。

交錯する陰と陽~新旧交代する絶好のターニングポイント到来!矢野さんの英断に期待!

阪神412讀賣

勝:菅野(3勝1敗0S)

負:メッセンジャー(1勝2敗0S)

本塁打:(阪神)木浪1号

    (讀賣)小林1号、岡本7号、坂本5号

 

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どーもどーも虎太🐯です。

 

終わってみれば惨敗ともいえるゲームだったね。

でもね、虎太的にはこのゲーム、はじめから勝つ可能性は低いって思ってたから、勝敗については別にいい。

相手は菅野、こっちは年々衰えが目に付くランディ。

別に初めからあきらめてたわけじゃないけどさ。

いくらその前日に打線が爆裂したとはいえ、もう地力が違いすぎるしね。

だからね、単純に負けたって事実は悔しいけど、それ自体には特に思うところはないよ。

 

今回、虎太がお話ししたいことは、そういうことじゃないんだ。

 

このゲームは今後のチーム作りについていろいろ考えさせられたものになった。

チーム再編については今までも言われてたことだけど、今がその時だって強く思ったね。

 

新しい方向に舵を切る絶好の機会ー

 

今ならファンも納得してくれるんじゃないかな?

今日のゲームのポイント

 味方が先制するまで、ランディが我慢できるかってところが大きなポイントだったわけだけど、2回の小林の3ランで、序盤に3点のビハインド。

相手が菅野ということから考えても、もうこの時点で流れもなにも勝敗はほぼ確定してしまった。

 

もうランディはキビシイね、残念だけど。

もう球に力がなくなってるから、どんな球種でもファールで簡単に粘られちゃうし、見極められちゃう。

もともと球数が多いところにさらにこれではさすがにね。

今までは多少コースが甘くても角度とキレのあるストレートにフォークや大きなカーブを交えることで抑えられていたけど、今の球の力では抑えることは難しい。

登板したすべてのゲームで先制されてるし、裏ローテが流動的になってることから、表も含めてローテ全体を再編する必要があると思うよ。

 

あと打つ方では前日にすごくいいカタチで機能したから、それがどこまで菅野に通用するかをみんな注目してたけど、うん、やっぱり案の定だったねw。

阪神敗北の原因

結果的に一番大きかったのは2回の小林の先制3ランというのは間違いないね。

ソロならまだしも、今の讀賣に対して、しかも菅野に対して序盤に3点も取られたらやっぱりキビシイ。

打たれたのは初球のカーブ。

ちょっと配球にも疑問なんだけどさ。

ちょと不用意だったね。

 

ただ逆に言えばまだ序盤で3点だから、序盤に1点でも返せてたらまだまだわからなかった。

そんな中、4回のあの北條の連続タイムリーエラー

あれは痛かった、ホントに。

プロとしてありえないプレーが連続で起きたからね。

 

あの回は伏線があったよね。

先頭の田中のショートへの当たりを北條が好捕して一塁に送球。

ワンバウンドになった球を今日二軍から上がってきてファーストスタメンになった陽川がはじいて内野安打にしてしまった。

あれはファースト取らないと。

難しいハーフバウンドってわけでもなかったし、普通のファーストなら取ってるでしょ。

つかんでいればアウトだったし、あれがなければあの回はおそらく無失点だった。

北條だって気分的にもノッて行けたはずだし。

ファインプレーとして称賛されて終わったイニングのはずが、逆にその後のあの凡プレーで罵倒される結果に。

まあもちろん北條のエラーがなければ、そもそも無失点で終わったイニングだったんだけどね。

 

今までも北條の守備についてはいろいろ言われてたけど、あのプレーではやっぱり使えない。

昨季後半、ようやくバッティングのコツがつかめて、今季は一気にって期待されてたのに、打つ方もダメ、守りもダメってなればもうね。

 

でも良いように考えれば、そのおかげで木浪がまたショートに復帰できて、あのホームランにつながったんだから。

今後ショートのファーストチョイスが木浪になることが予想されるから、それはそれで良かったかもね。

 

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しかし木浪のホームランは本人にとってもチームにとっても大きいものになったね。

球数がいってたとしてもあの菅野からプロ初ホームラン。

それだけでもこのゲームは価値があったよ。

 

おめでとう木浪!

 

ホント木浪獲っといて良かったね。

問題だらけの編成部門だけど、この木浪の指名は今のところヒットだったと言えるよ。

まあ今のところね。

旧戦力の劣化と新戦力の躍動のコントラスト

このゲームはね、虎太的にはすごく意味があったと思ってるよ。

何度も言うけど、別に負けること自体はいいんだ。

 次につながる何かを見せてくれればね。

その観点からいくと、今日のゲームはターニングポイントになるはず。

なぜならベテラン勢を始めとする旧戦力の劣化と怠慢プレーに対して、若い戦力が躍動して、そのコントラストがくっきり映し出されたゲームだったからね。

 

矢野さん、もうそろそろいいんじゃないかな?

 

前任者の期間も含めてもうチーム立て直し4年目。

ベテランを外すのは勇気がいることなのはみんなわかってる。

そうすることでチームの士気への影響や周囲の批判も強くなるかもしれない。

経験不足ゆえの痛い敗戦も当然多くある。

だけどさ、改革って痛みを伴うもの。

それでもやるしかないと虎太は思うんだ。

そしてそれが出来るのは、矢野さんしかいないんだよ。

 

前日のゲーム。

相手が違うと言われればそれまでだけど、福留を外した中でもあんなゲームができるって証明した。

 

対して今回のゲーム。

どうでしたか?

何が見えましたか?

 

激しい経年劣化やもう成長打ち止めの選手たち。

昨季からヒットは打ってもケガばかりで怠慢走塁や拙守を繰り返す糸井。

若手の規範で好機にも強いが残念ながらあらゆる面で劣化が著しい福留。

守備も走塁も平均以下で長打どころか単打さえ打つこともできない北條。

もはや二軍戦でも低打率でホームランも1本とほとんど打ってない陽川。

制球力がなく、登板過多の影響からか、もはや球も見切られ始めた桑原。

目の衰えからか球を呼び込むことが出来ずヒットゾーンが狭すぎる鳥谷。

 

それに対して粗削りながら将来性のある選手たち。

足があって長打率が高く、日々の経験吸収力抜群でメンタルも強い近本。

メンタルに難があり穴はまだまだ多いがバッティングセンス抜群の木浪。

たらい回しの守備も平均点で何より飛ばす力が魅力の貴重な右打者中谷。

チームリーダーと言ってもいい責任感とバッティンが開花し始めた梅野。

日々叩かれる中でそれでも随所に非凡なものを見せる守備もうまい大山。

守備はまだまだだがバッティングでは本来の調子を取り戻しつつある糸原。

制球難だがストレートやスライダーのキレが抜群のパワーピッチャー齋藤。

 

どちらをファーストチョイスとするか、もうわかりきってるじゃない。

ここで対外的にもしっかりチームの方向性を示すことが大事なんじゃないかな。

 

別に勝敗度外視なんて思わない。

ベテランの力もまだまだ必要。

でもそれはあくまでも後方支援の立ち位置であるべき。

 

虎太は矢野さんの英断を期待しているよ。

たとえマスコミやファンから叩かれても、一本筋が通った未来のための選択を矢野さんにはしてほしい。

そしてその機会は今だよ。

 

次の相手はヤングマンか。

菅野と同じ右ピッチャーだね。

矢野さん、またスタメン変えてくるだろうけどどうなるかな?

また糸井を2番に使うのかどうかも興味があるよ。

打線もなんだかんだで今回も10安打したわけだし、そろそろスカッと勝ってほしいところだね。

 

岩貞にとっても大事なゲーム。

チームの打線どうこうより、いかに自分のピッチングができるか、それだけに注力して。

もはや後がない、背水の意識でやらないとだよ。

 

じゃあまたね!

 

虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain