パピヨンだって虎が好き。

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★パピヨン虎太の阪神タイガース分析ブログ★

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【第2回】虎太コラム~編成部門の大罪。貧打線の元凶は現場ではない!

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どーもどーも虎太🐯です。

 

第2回虎太コラムということで、今回は貧打線を生んだ原因についてデータを交えながらお話しするね。

まあこれについては昨年のドラフト時からの記事で何度も触れたことなんだけども。

もちろん現場の問題もあるけど、一番の元凶は先の見えないチーム作りを行う編成部門だよ。

 

年齢別ポジション構成〜投手

まずは現在のメンバーの年齢別ポジション構成を見てみましょう。

赤字は新人選手で、※印は両打の選手です。

じゃあまずは投手から!

 

■投手

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はい、どうですか?

まあ先発投手は割とバランスが良いんだよね。

一応左の高卒も獲得したし。

それにもともとある程度そろってたところに、ガルシアと西も獲得しちゃったw。

 

ただガルシアについては、虎太は獲得に疑問だったけどね。

なぜならセイバーメトリクスFIP指標が高すぎるから。

詳しいところは過去の記事にあるから見てみてね。

 

totoraseijin.hatenablog.com

 

それより問題なのはリリーフ陣。

特に現在、桑原を含めて藤川・能見といったアラフォー組をフル活用してること。

左のリリーフが手薄なのと、右の守護神候補がちょっと見当たらない。

右では石崎、伊藤和、新人の齋藤、左は岩崎、島本くらいしかいないね。

そしてどの選手も不安定。

特に左の能見の代わりを務める選手が必要になってくるね。

ただまあ現状能見が元気なので、これは来季の補強で考えるところかな。

もちろんドラフトで左の本格派リリーフ候補を獲るのが一番良い。

そうなると大学・社会人の即戦力左投手が必要だね。

 

はい、そしてここからが問題の貧打野手のお話し。

まずは表を見てください。

 

年齢別ポジション構成〜野手

■野手

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一目でわかるバランスの悪さw。

まずはキャッチャー

若い捕手がいない。

今季末のドラフトが捕手豊作年だから、それを見込んでのことならわかるけども。

育成で年齢の高い片山獲得とかw。

なにゆえ?

ただこれが現在二軍で大爆発中という想定外のうれしい誤算が発生中!

育成枠の新人で4番だもんねw。

 

でも活躍してるからこそ、余計に編成バランスの悪さが悩ましいんだよね。

だって正捕手の梅野はまだ27歳。

そして矢野さんのお気に入りの坂本が25歳。

 

もう年齢が近すぎて・・・。

これだと捕手で一軍レギュラーになるのは、現状かなりキビシイだろうね。

足もあるしホントに良い選手。

なので阪神お得意の外野または一塁コンバートが見えるようだよ。

ただこれも残念なことに飽和状態の左打ちっていうね。

右打ちだったら今すぐ支配下にして一軍登録してもいいくらいなんだけどなー。

あーもーなんちゅう悩ましいドラフトしてくれてんの!

 

次に内野手

サードとショートがいなかったところに高卒ショートの小幡を獲得。

高卒のショートは当然必要な指名。

でも高卒の大型サードがいない!

陽川も年齢も上がってきたし、現状次世代を担うサードがいないんだよね。

サードは大山がいるから今は不要みたいな考え方が透けて見えてる。

 

リスク管理ができてなさすぎるわけですよ。

今回のドラフトで言えば、花咲徳栄の野村佑とか早実の野村大とかね。

まあこれも昨年の過去記事で触れたことだけども。

 

そして外野手

ここはもうひどすぎてお話にならない!

パッと見てみなさんもお分かりの通り、若い右打ちが皆無!!

一番若いのが永遠のロマン枠・江越っていうねw。

そして若手はみんな左打ちで、しかも同じタイプの多いこと!

 

阪神の外野手に求められるのは誰もが認める右打ちの長距離打者。

そもそも江越、中谷、俊介しか右打ちの外野手がいないんですけど。

福留、糸井の後継者問題なんて以前からわかってることなのに手当なし。

結果、今季もこの2人に頼るしかないっていうね。

なんですか?またFAですか?

それだとまた年齢の高い選手獲っての自転車操業なんですけど。

2人がまだ動けるうちに少しでも育てなきゃいけないのに、なんで獲得してないの?

昨季のドラフトでもいたでしょーに、いっぱい。

セイバーメトリクスUZR指標から見ても、もう糸井も福留も数字悪すぎなんですわ。

特に糸井の悪さは傑出してて、もうライトなんて無理なんだよね。

今季からはレフトにコンバートしてなきゃいけなかった。

そこで福留と競争させる感じにしとかないとダメなのに。

まあこれも過去記事に数字の紹介をしているので、興味のある方はご覧ください。

 

totoraseijin.hatenablog.com

 

最後に、外国人野手補強

なんでマルテ?レアードならわかるけど。

しかもビヤヌエバを獲られたからって言うけど、そもそもビヤヌエバはビッグネームかもしんないけど、左専で活躍はキビシイ。

何を基準にこの2人を候補にしたのかが謎すぎる。

 

獲得したマルテ、活躍するにはスタイルチェンジしないとムリ。

この根拠についても過去記事で何回かに分けて徹底分析してるので、よろしければこれもご覧ください。

一応第1回の記事を貼っときます。

 

totoraseijin.hatenablog.com

 

まとめ

というわけで、長々とお話してきましたが、とにかく編成部門が機能していないことがお分かりいただけたと思います。

昨年から何度もお話ししてますが、外国人獲得戦略も含め、編成部門は危機感を持って、ちゃんと仕事をしてほしいと虎太は思うよ。

そのためにも外部招聘によるGM制の復活を強く提案します。

 

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

 

じゃあまたね!

 

虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain