「クローザーは桑原が良い」と虎太が思う理由
どーもどーも虎太🐯です。
前回、虎太は「桑原がクローザーになった方が良い」って言ったけど、今回はもう少しその辺を詳しく掘り下げてみるよ。
■リリーフ別成績(2018年度)
2歳の虎太が計算したから、間違えてたらゴメンナサイ!
ちなみに能見の成績は6月以降、中継ぎ転向後の数字だよ。
あと比較のため、セーブ王のDeNA・山崎の数値も出しとくね。
また例によってセイバーメトリクス指標の説明をざっくりしておくよ。
BB/9は、9イニング投げたら何個四球を出すか。
K/9は、9イニング投げたら何個三振獲るか。
HR/9は、9イニング投げたら何本ホームラン打たれるか。
OBAは、被安打率。
K/BBは、四球1個に対して何個三振が獲れるか。
これは球場の違いや味方の守備に左右されないから、制球力や投手個人能力を示す指標だよ。
最後にWHIPは、1イニングで何人出塁されるか。
じゃあ指標の意味が分かったところで、なぜ虎太が桑原をクローザーに推すかってお話するよ。
一番大きな理由はK/BB値が非常に高いこと。
12球団の全投手の中で4位の数値。
ここに挙げた選手の中でもずば抜けてるよね。
これはさっきも言った通り、自力で抑える能力を表す指標で、3.5を超えると優秀な投手って言われてるよ。
ちなみに讀賣の菅野のK/BBは5.41で5位。
奪三振が多く、四球が少ないから、K/BBが高くなるわけだけど、これってクローザーですごく大事なことじゃない。
もちろん、K/BBだけじゃ図れないんだけど、他の数値を見てもバランスが良いよね。
ただ不安なのが、HR/9。
毎試合1イニング投げると仮定すると、9~10試合に1本ホームラン打たれるってことになる。
だけど、山崎やヤクの石山とか、今季クローザーとしてセーブ数ランキング1位2位の選手だって0.7超えしてるし、広島の中崎が桑原とこのHR/9がほぼ同じ数値で4勝2敗32セーブってこともあるから、そこまで心配な数値じゃないと思うんだ。
なので、来季のクローザーに桑原を虎太は推すよ!
あとこれらの選手を比較して、
「おいおい、数値から言えば能見の方が良いんじゃないの?」
そう思う方もいるだろうね。
たしかに能見の数値はスゴイ。
中継ぎに回ってから、ヒットも打たれないし、四球も出さない。
WHIPが1人切ってるしね。
安定度では断トツというのは認めるよ。
だけど、三振が少なくて、K/BBが低すぎるんだよね。
だから前回お話しした通り、年齢や他に左のリリーフが手薄ってことも考えると、能見は8回または7回限定にした方が良いと虎太は思うんだ。
というわけで、クローザー候補の成績をセイバーメトリクスで見てきたわけだけど、みなさんはどう思いますか?
もちろん、異論、反論あると思うよ。
ただ、クローザーは球児かドリスみたいな論調はちょっとないでしょって思ったので、反証したわけ。
来季はジョンソン投手も加わるし、まだまだ勝利の方程式は決められないけど、少なくとも桑原のクローザーの線も消さないでほしいと虎太は思うよ。
でも楽しみだねー、投手陣は。
優秀な選手が多いから、高いレベルのお話ができるしね。
それに比べて野手は・・・。
野手陣、しっかりしーや!
じゃあまたね!
虎太