ジェフリー・マルテをセイバーメトリクスで徹底分析③~打球の種類編
どーもどーも虎太🐯です。
今回も引き続きマルテについて、別の指標で検証してみるよ。
今回は打球の種類についてだよ。
■打球方向指標
上段は打球の高さ、下段は打球の範囲
LD%はライナー率、GB%はゴロ率、FB%はフライ率、Pull%は引っ張り率、Cent%はセンター方向に飛んだ率、Oppo%は流し打ちの率だよ。
んーこうして見ると、フライ率が低いのが気になるね。
少なくともアーチストタイプではないよ。
ちなみにレアードの今季のフライ率は56.1%。
ただ、ライナー率はすごく高くて15%。
これはNPBなら断トツのトップの数値。
そして打球速度は大谷より速い数値を持っているから、典型的なラインドライブバッターってことがわかるよ。
そして引っ張り率が非常に高い。
この数値をそのまま今季のNPBの選手と比較すると2位の数字。
プルヒッターのレアードよりもプルヒッターだね。
通常、プルヒッターはフライ率が高いのに、マルテの場合はゴロ率が高い。
つまり、これらのことから、マルテのバッティングスタイルは、ラインドライブプルヒッターだってことがわかるね。
んー、とてもホームランを期待できる数値ではないんだけど・・・。
日本の球場は広くないし、甲子園もプルヒッター有利だから、そこに期待するしかないかもしれないなー。
というわけで、今回わかったことは「ラインドライブプルヒッターで、アーチストタイプではない」ってことなんだけど、今回挙げた指標だけで見ると、タイプ的には日ハムの近藤が一番近いかな。
もちろん、近藤なみの確実性はないから、あくまでもバッティングスタイルに限って言えばっていう注釈が付くんだけどもw。
つまり、打率が残すせない近藤だねw。
今回で3回目。
だいぶマルテのことがわかってきたんじゃない?
なんとなくイメージが湧いてきたんならうれしいな。
というわけで、続きはまた次回だよ。
お楽しみにねー。
じゃあまたね!
虎太