パピヨンだって虎が好き。

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ジェフリー・マルテをセイバーメトリクスで徹底分析②~選球眼編

どーもどーも虎太🐯です。

 

今回もマルテを徹底検証してみるよ。

前回は基本的な指標を見てもらったわけだけど、今回からはもっと細かいデータを挙げていくからね。

今回は選球眼をテーマに見ていくよ。

  

■選球眼指標(2018)

 

まずは指標の説明からするね。

SOは三振数、BBは四球数、BB%は四球率、K%は三振率。

まあこれらはそのままだからわかりやすいね。

 

じゃあ他のやついくよ。

BB/Kは、四球数÷三振数だから、四球がが多くて三振が少ないと数値が上がるね。

IsoDは、出塁率-打率だから、四死球による出塁率だね。

PA/Kは、何打席で1個三振するかの数値で、高ければ三振しないってことだね。

P/PAは、投球数÷打席数で、1打席で何球投げさせるか、つまり粘り度の数値だね。

 

はい、じゃあ見ていくよ。

BB%もIsoDも低いねー。

だいたい1打席で4球くらいしか投げさせないんだから。

なので、とにかくマルテは四球は選ばない選手、つまり積極的に打ちにいくバッターってわかるよ。

 

でも三振について見てみると、ブンブン丸にしては意外と少ないんだよね。

どんどん行くんだけど、球には当てちゃう(当たっちゃう?)ってことかな。

まあそれで打率が.216だから、ミスショットが多いんだろうね。

ちなみに今季のヤクのバレンティンとか、広島の丸や鈴木よりも三振率は低くて、讀賣の岡本とほぼ同じ数値だよ。

 

■スイング・コンタクト指標(2018)

 

続いてはちゃんとストライクのボールを振って、しっかりバットに当ててるかを見るよ。

 

また指標の説明をするね。

O-Swing%は、ボール球を振る確率。

Z-Swing%は、ストライクの球を振る確率。

Z-Contact%は、ストライクをバットに当てる確率。

Contact%は、文字通り、ストライク・ボールに関係なくバットに当てる確率。

 

これらを見てみると、この手のバッターとしてはそんなに悪くないね。

振ったら8割はコンタクトしてるってことだし、ちょっとボール球を振る傾向はあるけど、今季の日ハムの中田翔とほぼ同じ数値だし、ヤクのバレンティンよりはマシ。

コンタクト率で言えば、今季の讀賣のマギーとかオリの吉田とほぼ同じ数字だよ。

 

というわけで、今回は選球眼を中心に見てきたよ。

もちろん、球種、特に落ちる球とか今季トラウマになった外スラのクルクル具合も気になると思うから、それはまた次回にお話しするよ。

 

とにかく今回わかったことは、

積極的に振りに行き、四球は選ばないけど、ブンブン丸の割に三振は多くなく、選球眼はまあまあ。ただしミスショットが多いってことだね。

 

それじゃあまた次回も引き続き、マルテを検証するから、お楽しみに。

 

じゃあまたね!

 

虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain