パピヨンだって虎が好き。

パピヨンだって虎が好き。

★パピヨン虎太の阪神タイガース分析ブログ★

パピヨンだって虎が好き。

阪神は元中日・ガルシアを獲得するか?~虎太の3つの不安

どーもどーも虎太🐯です。

 
前も報道で、阪神は中日を退団したガルシア投手獲得に興味、とかあったけど、またニッカンに出てたね。
なので今回はこのガルシアについてお話ししてみるよ。
 
ガルシアは今季13勝を挙げたMAX152キロの左腕投手なんだけど、ここでガルシアをセイバーメトリクスで検証してみることにするよ。
一応、イメージしやすくするため、メッセと左腕の岩貞のデータも挙げておくね。
 
■ガルシア 平均投球回数6.45回、防御率2.99
WHIP・・・1.29、BB/9・・・3.90、HR/9・・・0.69、FIP・・・3.96、K/9・・・7.04
 
メッセンジャー 平均投球回数6.20回、防御率3.63
WHIP・・・1.26、BB/9・・・3.01、HR/9・・・0.67、FIP・・・3.41、K/9・・・7.72
 
■岩貞 平均投球回数5.74回、防御率3.48
WHIP・・・1.21、BB/9・・・2.18、HR/9・・・1.23、FIP・・・3.79、K/9・・・8.32
 
どう?
これを見るとガルシアはイニングイーターで被本塁打率(HR/9)も少なくて、ちょっとメッセみたいな感じじゃない?
まあ、メッセより与四球率(BB/9)が高く、奪三振率(K/9)は低いけどね。
 
そう言うと「メッセと同じ感じならいいじゃん!」
って思う人がいるかもしれないけど、ちょっと待って!
虎太はね、ガルシアには不安なところが3つあると思ってるんだ。
 
①屋外の成績が悪すぎで、マツダの1勝のみ
→特に甲子園の防御率が悪すぎる
FIPが高く、防御率との差が大きい
セ・リーグ守備率No.1の守備陣に助けられてた
③政府も絡むキューバ人特有の契約
→森さんもキレた代理人。高額な複数年要求か
 
①については、ほとんどの登板がナゴドで、それ以外のゲーム数も少ないから、なんとも言えない。
③は、正直球団の問題だから、払えるなら別にいいんだけど。
ただ肝心な野手助っ人に用意する金があるんかなとは思うけどね。
 
それより虎太が心配なのは②だよ。
これって実力以上に数字が出てるってことだからね。
FIPってのは、ざっくり言うと防御率から運の要素を取り除いて算出した数字のことで、投手個人の能力による防御率って感じかな。
つまり、FIP防御率より高い数字なら、運が良いっていうか、守備陣にも助けられたってことになるね。
だから虎太はいつも防御率よりFIPを見てるよ。
ちなみにセ・リーグで1番は唯一の2点台、菅野の2.62。
 
そんでガルシアだけど、FIP防御率の差が、ほぼ1点違うんだよね。
これは大瀬良に次ぐ開き具合だよ。
ちなみにメッセは防御率が3.63、FIPが3.41だったんだけど、今季規定投球回数を達成したセ・リーグ投手の中でFIP防御率より低いのはこのメッセだけ。
いかに守備陣に足を引っ張られてるかがわかって泣きそうになるよ。
 
だからもし阪神の守備陣が今季のままなら、来季のガルシアの防御率は、今季より1点以上プラスになる可能性があるかもね。
実際、FIPは、翌年の成績を予想できるものとされてるしさ。
 
というわけで、今季のような活躍が阪神でもできるかって言うと、それは難しいかもねー。
もちろん獲得できるなら獲得したいけどさ。
現状、左の先発が岩貞と高橋遥だしね。
 
さあ、阪神はホントにガルシア獲得に動くのか?
・・・っていうか野手獲得は大丈夫かね?
 
じゃあまたね!
 
虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain