パピヨンだって虎が好き。

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★パピヨン虎太の阪神タイガース分析ブログ★

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【第3回】虎太コラム~トップバッターの適任者をセイバーメトリクスも交えて考察する

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どーもどーも虎太🐯です。

 

虎太は打順において4番よりトップバッターを重視してるんだけど、現在の得点率の低さは、個人成績の悪さもさることながら、この上位打線、特に1・2番が機能していないことに起因しているって思ってるよ。

そこで今回の虎太コラムでは、トップバッターの条件についてお話しするね。

虎太的トップバッターになるための5つの条件

  • OBP出塁率)がチームで最も高い
  • BB/K(選球眼)がチームで最も高い
  • SLG長打率)がチームで 3~4番目
  • 足が速く走塁の技術が高い
  • 盗塁成功率が80%以上 

はい、これが虎太が考える理想的なトップバッターの条件です。

えっ、厳しすぎるって?

いやいやそんなことないよ。

そもそもトップバッターって、一番回ってくる打順だからね。

当然ながら相当優秀なバッターを置かなきゃいけない。

一般的なイメージだと、なんかとにかく塁に出て盗塁して相手をかき回す選手って思われてるけど、今どきたったそれだけでなれる打順ではないよ。

そんな単純な打順じゃないんだ。

だいたいいつもイニングの先頭で出てくるわけじゃないんだからさ。

一番回ってくるってことは、その時々でいろんな場面が想定されるわけで、それらの状況に対してしっかり対応できることが求められるよ。

4番なんかは役割がシンプルだけど、1番はそういうわけにはいかない。

だからさっきも言ったけど、打線においてトップバッターは最も重要なポジションなんだよ。

 

ちなみに気づいた方もいるだろうけど、昔から使われているシンプルな指標「打率」や「盗塁数」については一切言及してないってところもポイントだよ。

提示した5つの条件の論拠

まずOBP

最も多く打席に立つわけだから当然これが条件のトップにくるよ。

別にヒットでなくてもいい、出塁してくれれば何でもいいってことだね。

イニングの先頭になる確率はやっぱり高いからね。

 

次にBB/K。

これは「四球数÷三振数」で算出されるもので、特に選球眼の良さを表す指標だね。

それと四球に関してはOBPでも図ってるけど、この指標のミソは三振の少なさ=ミート力を含んでるところ。

一番回ってくる打順の人が三振ばかりじゃなにも起こらないからね。

 

次はSLG長打率だね。

これは従来のトップバッターのイメージとはちょっと異なるけど、虎太的にはすごく大事なポイントだと思ってるよ。

トップバッターに打席が回ってくるシチュエーションを考えると、一死以上でランナーが一塁またはランナーがいないケースも多い。

そこでこの長打率が大事になってくるよ。

 

一塁ランナーがいる場合は、そのランナーを一気に生還させる、またはニ三塁にする。

ランナーがいない場合は、一打で得点圏にランナーを置くチャンスメイク、またはホームランで得点を自分だけで上げてしまうってことだね。

当然のことだけど、少ない手数でチャンスメイクまたは得点を上げることが理想って考えれば、この長打率ってのは非常に大事になってくるよ。

1番だからっていっつも単打じゃあ効率が悪い。

得点圏にランナーがいればそれでもいいけど、その可能性はさっき挙げたケースより低いわけだからさ。

ただ2番以降の方が長打率が重視されるから、長打率はチームで3~4番目くらいってのが妥当だね。

 

あ、あとついでに得点圏打率についてだけど、これは虎太的にほとんど重視してないよ。

チャンスに強いとかっていうけど、こんなにあいまいな指標はないからね。

少ない打席の打率は信ぴょう性がないのと同じで、そもそも得点圏にランナーがいる場合にどれだけ多く打席に立っているかも問題になってくるし、これはもちろんチームによって全然変わってくると思うしね。

実際これって年度をまたいで考えるとほとんど相関関係が見られない。

もしこれを重視するってことはもうメンタルの領域でファジーすぎる。

チャンスになるとビビるとか、目がうつろになるとか、そういうところだからね。

あっ、でもウチの大山は・・・いやなんでもないw。

まあ「単年で考える&あまりにも打率に対して低すぎる」場合は、意味があるのかもしれないね。

 

最後に足の速さと走塁・盗塁技術について。

これは従来の考え方に近いところだけど、先述の通り盗塁数は特に問題にしてないのがポイントだよ。

もちろんトップバッターが出塁した場合、ピッチャーにプレッシャーを与える必要があることは昔も今も変わらない大事な役割。

だから盗塁できないってのは論外なんだけど、だからといって盗塁数がチームトップである必要はないよ。

要はピッチャーに「もしかしたら走ってくるかも。そんで走らせるとほとんど成功するし・・・困ったな」って思わせることが重要なんだから。

 

ここでついでにみなさんにお伝えしときたいんだけど、トップバッターが出塁するとすぐに「盗塁や、盗塁せーやー」って考える人がいるけど、それはちょっと違うと思うんだ。

確実に成功するならもちろんアリだけど、ここにも挙げたように80%未満の成功率ならリスキーすぎるし、ただのギャンブルだから戦略としては下策。

当然のことだけどランナーが一人でもいるのといないのとでは全然違うわけで、トップバッターが出塁した場合の最大の役割は、ピッチャーにプレッシャーをかけて、コントロールを乱させる、2番バッターに狙い球を絞りやすくさせてあげること。

(だから虎太は2番に小技が使えるバッターよりそれこそ打率や長打率の高いバッターを置きたいと思ってるんだけど、その話はまたいずれ)

だから別にホントに盗塁する必要はないんだ。

 

広島を例に挙げると、昨季の広島はすごく走ってくるイメージがあって、それも点がいっぱい入った理由の一つって思ってる人がいるけど、ホントにそうかな?

実は広島の野手の盗塁成功率って低かったんだよね。

特に1番の田中の盗塁成功率がすごく悪かった。

ただ昨季の広島って、そんなのカンタンにリカバリーできる強力打線だったからね。

2番の菊池、3番の丸、4番の誠也と軒並み走れて打てるバッターが並んでたから目立ってなかっただけなんじゃないかなって虎太は思ってるよ。

田中のひとり上手でランナーがいなくなっても、次々にすごいバッターが出てきて、簡単にカバーできてたから点が取れてたわけで、今季のように長打率の高い丸がいなくなった途端、打線が機能しなくなってる気がするよ。

もちろん広島の低迷理由はそれだけじゃないんだけどさ。

 

・・・ちょっと長くなったけど、とにかく盗塁で言えばトップバッターは盗塁の数より成功率。

あくまでも走るかもって思わせること、あとは2番がヒットを打った場合サードまで行ける確率の高さやサードに行った場合に内野ゴロでホームに生還できる走塁技術が大事だと思うよ。

タイガースの1番には誰が適任か

さて、長々と虎太がトップバッターに求めることについてお話ししたけど、ここからが本題。

 

タイガースにとって現状誰が最も1番に適しているか。

 

セイバーメトリクスの指標を総合して考えれば、それは・・・糸井だね。

ただ矢野さんはまったくそんなつもりもないだろうね。

そんなことをしたら3番がいなくなると思ってるだろうし、実際そうだから。

相手に与えるプレッシャーも考えれば2番以降(←3番以降じゃないよw)に置きたいのは当然。

だからこれは今の状況だと現実的じゃない。

 

じゃあ誰か?

ホントはねー、糸原を推したいところなんだよ。

 

打てないチームだから、いかに先発に球数投げさせて出塁するかってことが大事なんだけど、この選球眼指標のBB/Kが高いのが糸原なんだ。

 

なんとリーグでも4位の数字。 

 

そして1割台の打率に比べてOBP出塁率)が.302と1割以上高い

これはピッチャーに球数多く投げさせて四球を選べるようになってきたことが要因かな。

まあ打てないから少しでも粘るってところもあるのかもしれないけども。

ご存知のように、昨季の出塁率は特筆すべきところだったし、本来なら糸井の次に適任なのは、実はこの糸原のはずなんだ。

 

ただもうね・・・壊滅的に打率が低い。

 

打率が1割台じゃさすがに1番を任せるわけにはいかないね。

だから現状、糸原がトップバッターというん選択肢は消えるよ。

 

というわけで、現在のタイガースで最もトップバッターにふさわしいのは消去法で近本ということになるね。 

近本をトップバッターに推すホントの理由

まず初めにお話ししとくと、虎太は前からお話ししてる通り、あくまでも近本は現状6番が適任だと思ってるよ。

っていうか、こんな調子が続いて糸井を動かしていいならむしろ3番でもいいとさえ思ってる。

ルーキーなのにメンタルが強いし、体格の割に小力があってチーム内でなんと長打率がトップ。

めちゃくちゃ足も速いし、もう1番にうってつけなんだけどさー。

残念ながら打率の割にOBPも低いし、BB/Kも低いんだよ。

 

今はバッティングの調子が良くてヒットで出塁してるけど、そうそう続かないよね。

そうなってくるとトップバッターとしてはやはり四球を選べる能力が大事になってくるわけで。

そこに行くと糸原は打率は低いけど、それに比べて出塁率が高くて、近本とほとんど変わらない。

だから、これから糸原がもう少し打率を上げてきたら、近本よりはるかにトップバッターに適任ということになる。

 

ただね・・・。

 

ただチームに今必要なのは、このOBPとかBB/Kとかいう数字以上に、ヒットで出塁すること。

地味に粘って四球で出塁するんじゃなくて、初回のしょっぱなからガツンといって、チームとファンを盛り上げるムード、今日はイケルってみんなが思える雰囲気を作ることが大事なんだよ。

 

とにかく盛り上がらない、沈みがちなチームの導火線に火をつける役割。

 

今のチームのトップバッターにはこれが求められていると思うんだ。

もはやメンタルの話だけどね。

ただそう考えると、誰が適任かって、今ノッてる近本でしょってことになるんだよね。

 

現状、ファンにとっても一番期待している(というかそれしか楽しみがない)このルーキーがいきなりヒットで出塁して、あわよくば盗塁しちゃうよって感じを出せば、球場のファンだけじゃなくベンチの雰囲気も盛り上がるし、そして何より相手にかかるプレッシャーも大きくなるし。

 

というわけで、なかばヤケクソな感じだけど、矢野さんが1番に近本を置くのもいいかもって虎太は思ってるんだ。

積極的なバッティングが持ち味で、四球を狙うってより、初球からガンガン行っちゃうタイプだからね。

ホントはそれって1番としてどうかと思うけども。

ただ虎太も「最終的には1番近本」になってほしいと思ってるから、メンタルの強さも考慮して、もう1番でいけばいいじゃんってことなんだよ。

現状、近本に求められるのは左ピッチャー対策 

ちょっとここでついでに近本について言わせてもらうと、近本は左ピッチャーに対してのヒットゾーンが小さすぎる。

相手が左ピッチャーの場合、わかりやすく外角低めの球一点のみヒットにしてる。

素人考えだと、そこがヒットにできるなら何で他のコースが打てないんだとも思うけども。

たぶん近本は一般的に左ピッチャーが左バッターに対して外角低めを責めるってのはセオリーだから、それを読んであえてそこを狙ってるんじゃないかな。

まあホントにそうならそれもスゴイけど。

まだまだ左ピッチャーに対しての打席数が多くないからあれだけど、今後は当然このデータを相手も利用するだろうから、近本はこの対角線、つまり左ピッチャーの内角の高めを引っ張ってヒットにできる必要がある。

対左ピッチャーの打率を少しでも上げること。

特に左に弱いチームでもあるし、これが現状近本に求められることだね。

ハードルが高いのは重々承知してるけども。

 

・・・というわけで、ホントに長くなっちゃったけど、虎太が考えるトップバッター像についてお話ししてみたよ。

まあタイガースは現状トップバッター問題どころか、そもそも守備位置も含めてスタメンそのものが迷走してる。

とにかく少しでも早くスタメンが固定できることが大事だね。

 

そのためにはルーキーだけじゃなく、野手全員に貪欲さを前面に出したプレーをお願いしたいところ。

なんだかんだ言っても、まだペナントは始まったばかりだからね。

 

じゃあまたね!

 

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西ありがとう!園芸さんありがとう!

阪神5-2中日

勝:西(2勝1敗0S)

負:吉見(0勝1敗0S)

S:ドリス(0勝0敗3S)

本塁打:なし

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 どーもどーも虎太🐯です。

 

なんとか勝てたね。

今日は雨で中止かと思ってたけど、やって良かった。

ちゃんと9回までできたしね。

 それもこれも神整備の阪神園芸さんのおかげ!

さすが園芸さん!

いつもすばらしい仕事ぶり、今日もありがとうございました。

 今日の勝利の影の功労者は園芸さんだよ。

 

結局、得点は4回の5点のみだったけど、打線もとりあえず10安打だったし、まあまあ贅沢は言えないか。

とりあえず連敗を止めたことだし、今日くらいはこの喜びに浸ることにしようよ。

ここのところ毎日イライラしてたからねw。

 

先発は西だったけど、もうホントすごいわ。

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雨の中、制球力に定評ある中日の吉見がコントロールを乱す中、西は難しいマウンドでありながら、いつもほどではないにしてもしっかりコントロールできていたね。

とにかくバックドアとシュートが絶品だよ。

 

しかし西が投げているときの安心感といったらないね。

先制されたのに虎太はまったく焦らなかったよ。

あの環境で、荒れるゲームになってもおかしくない中、喜怒哀楽を表情に出しながら躍動してた。

最近ウチにこんなに安心させてくれるピッチャーっていたっけ?

 

まあ今日の勝利の最大の功労者は、誰がどう見てもこの西だね。

ホントにありがとう、西!

 今日のゲームのポイント

雨という悪コンディションの中、西がどれだけいつものテンポの良さとコントロールを維持できるか、そして底にある打線が雨天中止を想定しつつ、試合が成立する5回までに西をどれだけ援護できるかだった。

 

ただ、いつもの西であれば中盤までに3点取れればいける、たとえ先制しなくても1~2点差ならOKって考えられるところが、他の先発とは全然違うところだけども。

事実、またしても先制されたけど、選手たちにもそんなに焦りはなかったように思うよ。

もうなんだろうねーこの安心感と信頼感。

阪神勝利の原因

もうこれはなんといっても西の投打の活躍だよね。

投げる方では雨の中、土のグラウンドの甲子園で7回2失点に抑えてくれた。

また打つ方ではレフト前2点タイムリーを放ってくれた。

もしこのタイムリーが出ていなかったら、最後まで勝負はわからなかった。

前から思ってることだけど、西のバッティングってすごくない?

これでパ・リーグ出身なんだからビックリだよ。

ホントに野球センスがいいんだろうね。

 

また唯一の得点イニングとなった4回の打者一巡の猛攻

糸井の二塁打を皮切りに、福留のライト前同点タイムリー、鳥谷の貫禄の四球、梅野のセンター前逆転タイムリー、木浪のライト前タイムリー、そしてなんとなんと西の2点レフト前タイムリー、さらに続いて近本も、難しい球をうまく拾ってヒットを打ってた。

ホントに打線は底なの?ってくらいあの集中打は見事だったよ。

梅野もまた当たりだしたしね。

 

ただまああの条件下で投げていたピッチャーにってことを忘れちゃいけない。

結局その回以外は得点してないわけだから、そんなにポジれることでもないんだよね。

少しずつ、でも着実に成長しているキナチカ

また今日もキナチカが打ってたね。

これで木浪は2戦連続タイムリー、近本は5戦連続安打。

木浪はホントに打席でも落ち着けるようになったね。

オドオドしなくなってきた。

メンタルって大事なんだなーってわかりやすく教えてくれるよw。

もともとセンスもあるし一発だって打てるバッター。

あとは今度また打てなくなったとき、どれだけ早く調子を戻せるかだね。

 

近本はねー、もうルーキーじゃないね、雰囲気が。

1場に座ってからというもの、ずっと打ってるもんね。

いや大したモンだよ。

メンタル確実に強いでしょ、近本は。

こりゃしばらく1番で固定される可能性が高いね。

やっぱり大山には専属コーチを

大山もこんなゲームなら割と落ち着いて打てるんだよなー、プレッシャーが少ないっていうか。

今日はマルチ安打だったしね。

でも甘い球、打ちごろの球をまだまだ仕留められないし打ち損じが多い。

今日もあったしね、ホームランボールのミスショット。

 

前もお話しした通り、そもそも大山は何を狙ってるのかがわからない。

とにかく何でもかんでも手を出してる感じがするんだよね。

「追い込まれたらヤバイ、だからその前に打っていこう」って感じで。

ボールの見極めもできていないから、見てても打てる感じがまるでしないしさ。

TVからそう感じられるんだから、球場で相対しているピッチャーから見たらオーラなんか全然感じないんだろうなー。

だから今日みたいなある程度ノープレッシャーの時にしか打てない。

 

4番大山かー。

やっぱり現状ではキビシイなー。

でも矢野さんは意地でもこの4番大山にこだわってるみたいだしね。

だったら前にお話した通り、個人専属のコーチを外部招聘するなりして、二人三脚で

やればいいと思うよ。

依怙贔屓?いいんじゃない?

だってこれからのタイガースを引っ張っていく4番候補なんでしょ?

 

というわけで甲子園6連戦が2勝4敗だったタイガース。

まだまだカードが一回りしただけとはいえ、すでに差が付き始めているペナントレースだけに、タイガースには何とかもう少し食らいついていってほしいね。

 

火曜からは神宮のヤクルト戦。

ウチはガルシアかな。

もうここで打たれたらローテはく奪もありうるよ。

貴重な左だけどね。

できれば序盤から優位に立てるよう、打線が奮起してくれると、ガルシアも落ち着いて投げられるかも?

 

まあとにかく来週は勝ち越しウイークになれるよう応援するよ。

 

じゃあまたね!

 

虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain

 

岩貞が戦犯?矢野さんも同罪でしょ。でも近本には驚かされるばかり!

阪神210中日

勝:柳(2勝0敗0S)

負:岩貞(1勝2敗0S)

本塁打:(阪神)近本2号

    (中日)京田2号、堂上2号

 

どーもどーも虎太🐯です。

 

いやーもうね、怒りを通り越して、あきれて何も言えないゲーム。

甲子園で4連敗とか、そういうレベルの話じゃない。

先発は早々に打ち込まれ、打線は淡々とアウトを積み重ねていく。

得点はキナチカコンビで挙げた2点のみ。

他の人たちは何をしてたの?

 

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先発の岩貞

昨季のビデオを見てるかのような投球。

開幕第2戦の投球で少し変わったところを見せたけど、前回、今回とすっかりいつもの通常運転になった。

球にキレもなく、とにかくコントロールもめちゃくちゃ甘かった。

剛速球があるわけでもないからこの制球力が生命線になるんだけど、こんなコントロールじゃ打ちごろの球を投げるまさにバッティングピッチャーじゃん。

先発は調整期間もきっちり与えられてる中で、こんなピッチングをされたらたまらない。

もう左のガルシアと岩貞は一旦ローテから外さないとだね。

 

TVではスタンドの阪神ユニを着たカワイイ子どもたちが、それでも一生懸命に声をからして応援している様子が何度も映し出されていた。

もうなんか切なくて。

負けるなら負けるで負け方ってもんがあるでしょうよ!

こんなゲーム、子どもたちに見せちゃダメ。

虎太も3歳だけども。

弱いのはわかってるから、せめて相手に立ち向かう気概をみせてほしいって虎太は思うよ。

ただただ怒りが込み上げてきたゲームだったね。

今日のゲームのポイント

前日にあんな負け方をしてるわけだから、序盤、できれば初回の攻撃で主導権を握ることが大事だった。

もちろん裏の攻撃だから、先発は初回に絶対点を取られてはダメ。

昨日の中日の流れ、勢いをいったん切るためにも、なんとしても1回の表を0に抑えること。

つまり、どんな形にせよ岩貞は初回を無得点で切り抜けることが命題だったわけだね。

 

初回の攻防がゲームの行方を決める。

 

特に大当たりのビシエドには最大限の警戒が必要で、絶対に抑える必要があったよ。

阪神敗北の原因

まさに先述の通り、初回の攻防がカギを握るゲームだったわけだけど、またしても阪神ご自慢のビシエドにやられた。

しかも一番やられてはいけない初回に。

もうこの時点で、ゲームの趨勢は中日に大きく傾いたし、勝敗の行方もほぼ決まった感じだね。

 

それでも前日にプロ初安打を打った木浪は追撃のタイムリーを打ち、甲子園の圧も後押しして、まだまだいけるっていう雰囲気を醸し出したんだけどね。

4回表、無死から連打され、ピッチャーの柳の送りバントも内野安打になり、7・8・9番で無死満塁。

通常ならここでもう岩貞は交代っていう場面だったけど、なぜか続投。

それまでの投球を見てたらとてもじゃないけど抑えられる雰囲気になかった。

しかも京田には2回にタイムリーを打たれてたわけだしね。

このゲームだけでなく、このカード3連戦の行方を左右する場面だって、誰でもわかるのに、なぜそのまま続投させたのかが大いに疑問だよ。

そして結局京田に初球を満塁弾されてジ・エンド。

 

ほら言わんこっちゃない。

 

しかも初球打たれるとかもうね。

岩貞が責められるのは当然だけど、これは矢野さんの責任が大きいよ。

キャッチャー出身の監督とは思えない決断だったね。

表ローテの先発なんだからせめて5回はとか、いろいろな思いはあったんだろうけど、それでもあそこは交代一択のはず。

矢野さんの想いとこのゲームを落とすことの重要性とを天秤にかけたら、どっちが大事かってわかりそうなもんだけどね。

たとえそこで点を取られたとしてもそれはそれでしょうがない。

そもそも岩貞がその状況を作ったんだから。

まさかリリーフに0で抑えろとは言えないしね。

 

問題はそこで手を打たなかったこと。

これは完全に見誤ったとしか思えないよ。

 

その後、岩崎が打たれた満塁弾はただのおまけ。

中日ファンへのサービスだね。

まあウチへのダメージは計り知れないものになったけども。

 

ゲームの後、投打のどっちにも責任があるって言ってたけど、まずは自分の責任について言及して謝罪しろよって思ったのは虎太だけかなあ?

 

投壊・打壊で早くも今シーズンはチェックメイト

とにかく早い回で先制して先発に踏ん張ってもらうパターン。

現状、この先行逃げ切り型で行くしか勝つ可能性を高める手段がない。

でも頼りの投手陣が崩壊しつつある今、もうそれも望めない。

これは矢野さんの言う通り、もはや投打どちらのせいでもない。

まるで出口のない迷路状態で、抜け道が見いだせないこの状態では、正直詰んでる。

 

じゃあどうするか?

 

ファンは開幕当初から優勝なんて望んじゃいない。

そこまで情勢を見極められないわけじゃない。

悔しいけど今年は種まきの年。

もう何年も何年もそう言ってるけど、芽吹いてすらいないんだからしょうがないね。

 

乾いた砂漠にただ種をまいても花は咲かない。

 

当然チームとしてこの選手を成長させたいとか、主力にしたいとか、そういう思いはあるだろうけど、本当にその選手がこれからの阪神を支えうる人材なのか、もう一度考えた方がいい。

そしてイケルと踏んだなら、たとえ贔屓と批判されても、さまざまなサポートを特別に行う必要があると思うよ。

前回もお話しした通り、個人コーチの採用とかね。

ただ種をまくだけなら誰でもできるわけだから。

 

そしてそもそもそういう選手を獲得してきたかを問わなければならないよ。

行き当たりばったりとしか思えないドラフト戦略や外国人獲得。

編成部門の怠慢が今の状況を作った元凶だということを、まずはしっかり認識しないと。

自分たちでできないなら、球団OBとかそんなくだらないしがらみを断ち切って、外部から数字に強い優秀な人間を招聘し、GMを再設置して、長期的な視点で球団運営を行わなければ、いつまでたっても状況は好転しない。

 

今はチームにとっての過渡期と言われて久しいけど、監督の首を挿げ替えるだけで何もしてないと言っていい。

根本的、抜本的な対策が必要なんだって電鉄本社も真剣に考えてほしい。

そうじゃないといつまでたっても過渡期のままだよ。

驚くべき近本の吸収性

そんな中、阪神ファン唯一の希望といっていいのがルーキー近本の存在。

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何とまた甲子園のライトスタンドにホームラン!

おいおい、チーム一のホームランバッターになってんじゃんw。

 

気づいてる方もいるかもしれないけど、虎太は近本についてちょっと厳しめな論調でいつもお話しするようにしてるんだ。

それはあまりルーキーとしての視点で見ていないからなんだよね。

でも虎太の想像以上に成長っていうか経験の吸収が早くて、ちょっと驚いてるよ。

 

当初から虎太は近本には「6番→5番→1番」の段階を踏むべきで、まだまだ現状では6番が適任だってお話ししてるし、今もそう思ってる。

だけどこのチーム状況が逆に近本の成長を助けてるとも感じてて、もうこんな状況なら1番固定でもいいかって思い始めてきたよ。

 

近本って入団当初から落ち着いてるっていうか、ルーキーっぽい感じがないんだよね。

それに比べると木浪はヒットが出なくて落ち込んだり、初安打が出たらチームの状況と関係なく、満面の笑みで喜んでたり、ルーキーっぽくてカワイイんだけども。

3歳の虎太が言うのもなんだけどねw。

 

まあとにかく近本はもう何年もプロにいますって感じで、自分のことを冷静に客観的に考えられる選手のように思えるよ。

その落ち着きとこのチーム状況のおかげでチームバッティングというより、ある意味自己中なバッティングでも許されていることが個人としての成長を早めてるっていう気がするんだ。

2番のときはインタビューでも「矢野さんの求める2番というものになれるように努力します」って言ってたけど、それって前にもお話ししたけど、暗に自分はそんなタイプではありませんけどっていう言葉が隠されてたように思うんだよね。

それを裏付けるように、結果がなかなか出せずにスタメン落ちして代打になってからはチームバッティングという呪縛から解かれて、ノビノビ打てるようになり、結果が出始めて1番に座った途端、これだもんね。

 

虎太が考えるトップバッターの理想像とはまだちょっと違うけど、このまま成長してくれればもっと球も見極められるようになるだろうし、出塁率も上がるはず。

本来、近本のウリは足が速くて盗塁ができるってとこだから、この出塁率にこだわりが出始めてきたら、もっと自分の良さが出るから、近本にはこれからそこを意識していってほしいと思ってるよ。

トップバッターとして大事な出塁率と待球術。

そこがまだまだだから1番というより、今は6番タイプだって虎太が思うところなんだけどね。

そこが改善されたら、最低5年はトップバッターの心配がいらなくなる。

 

長打のある赤星の誕生

 

阪神ファンが長年追い続けてきた幻想を叶えてくれる可能性がある近本には本当に期待してるよ。

 

とは言ってもまだまだルーキーなのは事実。

何日もヒットが出ない日も出てくる。

でも近本ならきっとそれもすべて糧にできると思えるから、矢野さんには1番固定で腹をくくって起用してほしいね。

メンタル強そうだし、ちょっとやそっとじゃ自分を見失わないように思えるしね、大山と違って。

 

矢野さん、腹をくくって起用するのは大山じゃない、近本だよ。

 

さあ今日のゲーム、唯一期待できる西が先発だけど、雨で中止かな。

それならそれで火曜にスライドさせて、そのままカード頭にもってくるのもいいと思うよ。

流れをつかむためにもカード初戦ってやっぱり大事だからね。

さて今日のゲームどうなるかな?

 

じゃあまたね!

 

虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain

 

 

4番の違い歴然。でももう大山のメンタルは限界だよ。

阪神49中日

勝:笠原(1勝0敗0S)

負:メッセンジャー(1勝1敗0S)

本塁打:(中日)ビシエド4号、5号

 

どーもどーも虎太🐯です。

 

甲子園3連敗。

やっぱり今考えても昨日の負けが痛いなー。

今日は先発が左の笠原ってところで嫌な予感がしてたんだけど・・・案の定だったね。

とにかく左が打てないからさ。

まあ右でも打てないんだけどもw。

 

それに今日は笠原が良すぎた。

とにかくチェンジアップがキレッキレ。

あれは打てない。

このゲームだけ見れば、負けるのは仕方ないよ。

たしかに後半盛り上がったけど、冷静に考えて今日は勝てるゲームじゃなかったね。

 

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先発のメッセンジャーはそんなに悪くなかった。

ただもうビシエドがスゴすぎ。

昨季もメッセンジャーはカモにされてて、今日も2発打たれたんだけど、別に簡単な球じゃなかった。

あれはもうビシエドを褒めるしかないよ。

さすが阪神戦に強い阪神ご自慢のビシエドだねw。

 

ランディ、今日はついてなかっただけ。

気にせずまた次回頑張ってね。

今日のゲームのポイント

左の笠原を何とか序盤に叩いて、早めに主導権を握れるかだったわけだけど、今日の笠原の出来じゃムリだったね。

代打の上本がヒットを打つまでノーヒットだったし。

早い段階で1・2番が機能するかどうかがカギだったんだけど、仕掛けが遅かった。

たしかに近本・糸原のつながりが6回以降見られたけど、大量に点差をつけられてからじゃね、やっぱり遅いよ。

 

あとはとにかく相性の悪いビシエドを抑えられるかも重要なポイントだったわけだけど、これはさっきお話しした通り。

阪神敗北の原因

これはもうさっきもお話しした通り、笠原を攻略できなかったこと、これが大きいね。

ただ遅ればせながら6回に初ヒットが出てからは徐々にいい兆しが出始めた。

野球は流れのスポーツっていうことを前からお話ししてるけど、その流れはずっと中日にいってたわけじゃない。

兆しが出始めた次の回、7回だね。

気まぐれなこの流れが大きくタイガースに傾こうとした。

いやもうほとんど傾いてたと言ってもいいね。

そして今日のゲームの勝負を完全に決めるポイントがやってきた。

 

1点を返して6-1で迎えた7回裏。

一死後、開幕以来ずっとヒットが出ていなかった木浪が代打で見事にセンター前に打ち返した瞬間に甲子園の魔物が目を覚ます。

北條がライト前ヒットで続き、梅野が倒れて二死後、上本のときにこの回から変わった佐藤が暴投でまず1点。

そして上本も10球粘って四球で出塁すると、佐藤に変わった谷元に近本と糸原が連続タイムリーを浴びせ、一気に2点差にまで詰め寄る。

そして谷元も暴投。

ランナー二三塁となったところで糸井は敬遠されてしまう。

 

二死満塁。

甲子園はもう押せ押せのムード。

バッターは4番の大山

しかし嫌な予感がしてたのは虎太だけじゃないでしょ?

そして結果は・・・見事にお得意のサードゴロ。

・・・うん、知ってた。

 

たぶんゲームを引っ繰り返すとしたら最初で最後のチャンスだったこの回、大山が凡退してチェンジになったところで、今日の魔物はお役御免になった。

まあちょっと最終回にちょっといたずらされたけども。

 

とにかくここで大山が凡退したことが、流れを完全に止めてしまった。

さっきお話ししたように、最大のポイントは笠原攻略に失敗したことなんだけど、

印象的にはこの4番の凡退が一番強いだろうね。

大山はもう限界

もうね、止めてあげて、4番。

みなさん見ました?7回の打席の大山の顔。

もうプレッシャーに押しつぶされそうな自信のない顔。

 

あれを見た瞬間「あ、ダメだ」って確信したよ。

 

あんなにわかりやすくテンパってる感じを見せるようじゃ、もう打つどころじゃなかった。

いつも思うんだけど、いったい何を打ちたいのか、何の球を待狙っているのかがホントに謎なんだよね。

そして何でもかんでも振ってるのに、甘い球は見逃す、または慌てて振って打ち損じる。

もういろいろ悪循環になってる上に、あの猛烈な甲子園の圧が襲うんだから、大山には相当キツかった

特に7回の打席ではもう頭の中が真っ白だったんだと思うよ。

 

だからさ、ちょっと休ませてあげて。

そもそもどのチームに「与えられた4番」が存在するの?

しかもこんな状態なのに。

矢野さんはずっと4番って言ってるけど、なんで大山にそんなにこだわるのかホントわからない。

ただ意地になってるとしか思えない。

「チームの将来のために大山を4番に育てる」っていうのがもう命題みたいになってるよね。

これはファンもそう。

「大山を育てると決めたらずっと4番で使うべき」って意見が結構あるのが、虎太には理解できない。

そもそも大山が4番に向いてないんじゃないかって考えはないのかな?

もしホントにそうしたいなら、専属のコーチを置いて二人三脚で育てるべき。

これは藤浪にも言えることだけどね。

4番とエースでしょ?

特別扱いしてもいいじゃない!

古くは王さんに荒川。松井に長嶋って事例もあるんだから。

「4番に置いたからあとは自分で勝手に育ってくれ」ってそれはそれでどうかと虎太は思うよ。

ついにキナチカコンビが機能した!

今日一番うれしかったことだね。

木浪プロ初安打おめでとう!

これからは少し落ち着いて、周りも見えてくるんじゃないかな。

焦らずにルーキーらしく失敗を恐れずに頑張ってほしいね。

 

近本は成長っていうか、自分の経験値にするのが早いね。

出場すればするほど成長する、失敗もすぐに糧にする能力があるね。

今日はついに猛打賞。

序盤に笠原を崩せなかったから、トップバッターとして、正直満点とはいかないけど、チャンスにも強いし、このまま大きく育ってほしい。

まあホントは6番が向いてると思ってるけどね、今のところは。

ただこの吸収具合から行けば、本物の1番になれる可能性はある。

こりゃ明日もスタメン1番だな。

まあこのトップバッター問題に関しては近々コラムでお話しするつもりだよ。

 

とにもかくにも後半盛り上がったとはいえ、負けは負け。

でも表ローテということもあるし、もう負けられないよ。

明日こそ連敗ストップ、頼んだよ!

 

じゃあまたね!

 

虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain

 

大山、近本がホームラン!でも今日の負けは痛すぎる・・・。

阪神2-5DeNA

勝:大貫(1勝0敗0S)

負:秋山(0勝1敗0S)

S :山崎(1勝0敗1S )

本塁打:(阪神)大山1号、近本1号

    (DeNA)神里2号

 

どーもどーも虎太🐯です。

 

いやー今日の負けは痛いね。

ゲーム前のツイッターで序盤で決まるって言ったんだけど、その通りになった。

予想通り、序盤の攻防がゲームを決めたと言っていいね。

 

先発の秋山もさっぱりだった。

秋山はリーグ随一のコントロールが持ち味のピッチャー。

それが初回から全然。

あれじゃ打たれるよ。

粘ってくれたけどさ、コントロールが定まらなければ球速も打ちごろだしね。

コントロールだけじゃもうキビシイのに、それさえダメなら勝つのかなり難しいよ。

ましてや貧打のチームじゃね。

押し出しとかもっての外だわ。

 

でもそんな中、めちゃくちゃポジれたのが大山のホームラン・・・じゃなくて、近本のライトへのホームラン!

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正直これにはビックリしたし、虎太は思わず身震いしちゃったよ。

甲子園のライトスタンドだよ!

以前、都市対抗だったかで、流してホームラン打ってるとこ見たけど、いやはや。

小力があるのを証明したね。

 

だいたい近本って、実はヒットの半分以上が長打なんだよね。

そして足もある。

ただ積極的なのはいいんだけど、おかげで出塁率が・・・。

これって典型的な5・6番タイプ。

だから虎太はずっと提案してるんだよね。

近本の6番。

ここなら苦手な左が相手でもムリに下げなくていいし、むしろいい経験が積める。

まあ今まで虎太のお話を聞いててくれた方には、もう耳タコかもしんないけど。

今日のゲームのポイント

 

「序盤に大貫を攻略できるかどうか」「ウチの先発で、お久しぶりの秋山の出来がどうか」の2点が今日のゲームのポイントだったよ。

まあ結果、両方ダメだったね。

秋山はまた二軍で調整かな。

 

次回は今二軍で調子のよい岩田かもね。

ホントは虎太イチ押しの高橋遥が良いんだけど、今日の二軍戦で6回に2ラン打たれてたからなー。

実は虎太の保護者♂が会社のお昼休みにちょっと見てたらしいんだけど、投球テンポもいいし、すごくリズム感のいいピッチャーだってあらためて感じたって言ってたよ。

 

ただ今日の出来はあまりよくなかったね。

体力的に5回を超えるとまだ少し難しいのかもね。

まあ近いうちに一軍に上がってくると思うから、それまでしっかり二軍で調整してほしいねよ。

あと福永もなかなかいい感じ。

今シーズン一軍で投げさせてあげたいなって、虎太は思ってるよ。

阪神敗北の原因

これはもう初回の先制のチャンスを逃したことに尽きる。

初回、相手のルーキーピッチャー・大貫の立ち上がり。

コントロールは乱れて球も上ずってて、もう絵にかいたような絶好の先制のチャンスが初回から巡ってきた。

そのとき、正直虎太はこりゃ勝ったなって思ったよ。

そして一死ニ三塁の場面、打席は大山。

やっぱりストライクが入らずカウントは2-0。

もう完全に流れが来そうなところで、ドキドキワクワクしてたところ、なんとインハイのツーシームに手を出してサードゴロ・・・。

 

なぜ?なんであの球をあのカウントで無理して打つ?

 

そう思ったのは虎太だけじゃないと思うよ。

あそこで1点でも先制していれば、ゲームの主導権をまずは握れたし、完全にその雰囲気だったのにね。

そしてたぶん早い回に大貫をKOできてたはず。

それが逆にルーキーを立ち直させることになるとはね。

 

相手はルーキーでしかも前回の登板で打たれてたピッチャー。

しかも場所は甲子園。

周囲からの圧も手伝って、相当苦しんでたはずなのにね。

こっちから流れをプレゼントするって、どんだけお人好しなのウチは。

 

そのあと同じような球を今シーズン第1号のホームランとしたのは良かったけどさ。

でもそのときみなさんも思わなかった?

「さっき打てよ」って。

そしてやっぱりその打席の後はいつもの大山にちゃんと戻ってたw。

 

とにかく初回のあの場面が、その後の流れの悪さを引き込んだと言っても過言じゃない。

それほどの絶好機だったし、あれは絶対逃しちゃダメなところだったね。

いつものタイガースに逆戻り

打てないだけじゃなくて守れないからね。

記録に表れないミスを含め、野手の失策が多すぎる。

打てないならせめて守れないと。

今年も投手陣におんぶにだっこなんだからさー。

 

あと大山

相変わらずチャンスがピンチになってる。

今日1本出たから、明日以降はもう少し打席で余裕をもってほしいよ。

ちゃんとカウントや状況を考えて、そして初球の甘い球を見逃さないこと。

ただ右打ちはしなくていいよ、中谷もだけど。

この2人については極端な話、プルヒッターでいいと思ってるからね。

この2人。追い込まれるとついつい右に打とうとするけど、そんな必要ないから。

求めているのはそこじゃないから。

それをわかってほしんだけどなー。

やっぱりトップバッターが機能しない

いやーホント呪いにかかってるんかと思うくらい打てないね。

ウチの得点が低いのは、ここが大きいと思ってるよ。

1番って、足の速さより出塁率が最も重要なんだけど、今だと8番の梅野が好調だから得点圏にランナーを置いた得点チャンスにもよく回ってくる。

だからここが機能しないことには点が入らないんだよね。

 

セイバーメトリクス上、タイガースの野手の中で一番適しているのは糸井なんだけど、ただそれだとそのあとの打順が組めないんだよね、残念ながら。

そうなるとやっぱり糸原か鳥谷ってことになる。

まあ虎太なら現状だと、1番に糸原を置きたいけどね。

そしてまたこれも何度もお話ししてることだけど、糸井を2番に置いて、1・2番で点を取るカタチにした方がいいと思うよ。

 

さあ明日は誰が1番を打つんだろうね。

ここ早く確定しないとホントにヤバいよ。

糸原を1番に置かないなら、鳥谷しかいないけども。

んー頭が痛いとこだよ、まったく。

なんとか明日はスカッと1番が機能して勝ってほしいよ。

 

明日の中日の先発は左の笠原

もうそれだけで黄色信号なんだけど、なんとか苦手な左を攻略してほしいね。

それには右バッター、特に大山、中谷が打たないとまたやられちゃうよ、同じパターンで。

まあとりあえずまた明日のゲームを見てみましょう。

 

じゃあまたね!

 

虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain

 

まあしょうがないよ。青柳は頑張った!ところで濱口対策ってやってた?

阪神02DeNA

勝:濱口(1勝0敗0S)

負:青柳(0勝2敗0S)

本塁打:(DeNA)神里1号、ロペス1号

 

どーもどーも虎太🐯です。

 

んーまあしょうがないかな、今日は。

せっかくいい流れでここまできてたけどね。

でも相手が苦手な左の濱口ってことで、実はこんなこともあるかと思ってたから、正直なところ、虎太的にはそんなに悲観することじゃないと思ってるよ。

 

先発の青柳

頑張ってくれたね。

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またも発動した梅ちゃんバズーカに助けられたりしたけど、6イニングを神里の一発だけでしのいでくれた。

三振もいっぱい奪ったしね。

この調子でいけば絶対勝てるから、めげずに頑張ってほしいよ。

虎太が個人的に応援してる選手だし。

 

というわけで、まあまあ明日明日。

大事なのは明日だから。

ただもし明日のゲームで負けたら、逆にかなりヤバイけどもw。

今日のゲームのポイント

今日のゲームについては、濱口を打てるかどうかってとこだけ。

元来コントロールに難があって球が絞れない&苦手な左投手をどう攻略していくかってところがポイントだった。

 

そして終わってみれば・・・投手戦とはいえ、まあ盛り上がりのないゲームだったね、お互いにw。

全般的に淡々とゲームが進んでいった感じで。

得点はソロ2本だけだったしね。

 

まあそもそも今の打線じゃ打てなくてもしょうがない。

勢いだけでずっと勝てるわけじゃないし、そもそも打線の根本的な解決ができてないんだから。

阪神敗北の原因

まあ結局苦手の濱口を攻略出来なかったってこと。

っていうかそもそも攻略しようとしてたのか疑問だよ。

もともと濱口はコントロールに難があって球数が多くなる傾向がある。

なのに序盤、まったくタイミングが合ってないのにもかかわらず、待球せず簡単にアウトを積み重ねていった。

後半やっと球を見るようにはなってきたけど遅いよ。

さずがに後半は濱口も疲れてたしね、だからもっと前から対策すべきだった。

 

ラミレス監督はゲーム当初から球数が行っても濱口で行けるところまで行かせるつもりだったはずだよ。

なぜなら昨日勝ちパターンのリリーバーがみんな攻略されたばかりだったから。

それに濱口と阪神の相性を考えれば、それは簡単に予測できていたはず。

であるなら、濱口のスタイルを利用してどんどん球数を序盤から投げさせるべきだったし、ベンチがその指示を与えなくてはいけなかった。

 

ちゃんと待球指示してた?特に左バッターに。

右バッターには投げにくそうにしてたしさ。

やってないでしょ?

・・・さすがに今日は無策だったとしか思えないんだよね、虎太には。

残念なところはそこ。

どういう指示してたの、浜中は!

でも悲観しすぎることはない

まあでもさっきもお話ししたけど、今日の敗北自体はそんなに悲観するほどじゃないよ。

勝ち負けはついたけど、正直お互いにパッとしないゲームだったし。

だから流れがDeNAに完全に行ったとは思えない。

この流れについては、まだまだどっちともいえない五分五分だと思うよ。

 

もともと濱口が苦手で、昨季より貧打線なのに今の状態で勝つのは難しいと思ってたしさ。

まあ今は確実に勝てる相手に勝つってやっていくしかない。

そもそも全勝できるわけないんだしね。

 

それに幸い昨日勝ってるし、明日勝てばカード勝ち越しなわけで。

しかも明日は前回の登板で相手に結構打たれてた右のルーキーピッチャー・大貫。

ただし、よもやこのピッチャーを打てないとは言わせないよ。

ここで打てなかったらお話にならないからさ。

だからね、問題は明日、明日なんだよ。

深刻なトップバッター問題

今日の勝ち負けより、この問題の方がよっぽど深刻だよ。

上本もやっぱり打てなかった。

っていうか今季の上本はまったく打てる気がしない。

以前までの粘りの姿勢が弱く、バットを振り回している印象しかない。

三振が多いんだよね。

貴重な右バッターだけど、残念ながら今の段階では期待できないよ。

ホントは昨季の無双だった上本が最も1番に向いてるんだけど・・・。

 

なんか呪いにかかってるかのように、誰がやっても打てないこの1番という打順。

でも現状ならもはや糸原しかいない。

少しずつだけど復調傾向だし、出塁率も上がってきた。

トップバッターに大事なのはまずなにより出塁率だから、昨季のような状態が戻れば、今のメンバーの調子から言えば糸原しか選択肢がない。

 

おそらくまた矢野さんは明日もオーダーをいじってくるだろうけど、どうするかね。

矢野さん的には「糸原ー糸井ー大山ー福留のライン」を確定したいのかもしれないけど、だったら虎太が何度も提案しているようにその並びをそのまま1番から並べればいいと思うんだよ。

 

さあ明日はどうしてくるかね。

何気に今日全打席四球を選んだ北條を戻したりして?

 

とにかく早く決まってほしいよ。

 

じゃあまたね!

 

虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain

 

上茶谷よ、これが甲子園だ!

阪神12-8DeNA

勝:桑原(2勝0敗0S)

負:パットン(0勝2敗0S)

本塁打:(阪神)梅野1号

    (DeNA筒香4号、中井1号

 

どーもどーも虎太🐯です。

 

甲子園には魔物がいるって言われるけど、いたね、今日。

ごめんね、上茶谷。

そして魔境へようこそ。

ちょっと連打でも出ようものなら、大声援が地鳴りとなって球場を包み込み、スタンド360度全方向からとてつもない圧をかける。

勝ちパターンのリリーバーたち、歴戦の投手であっても、このプレッシャーに押し込まれ、点差に関わらず大ピンチのように錯覚してしまう場所。

それがここ甲子園。

 

新人とは思えないピッチングだったけど、ここで勝つには阪神というチームにだけでなく、ある種狂信的な黄色い大観衆を黙らせないといけない。

またここで戦うことを楽しみにしてるよ。

今日のゲームのポイント

幸運というか強運というか・・・もうここまでくると、虎太はファンが勝たせたゲームと思ってるよ。

5点差がついた時点で完全な負けパターンだったのに、甲子園開幕戦ということもあり、スタンドからの圧がとにかくすごかった。

それがリリーバーの焦りと乱調を生み、投手も野手もDeNAの選手たちが勝手に自滅していった感じだったね。

流れさえ力技で変えてしまう。

その源となるファンの声援って、ホント大事なんだってあらためて思ったよ。

 

阪神勝利の勝因

もちろん梅野の大車輪の活躍があっての勝利であることは間違いないよ。

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サイクル安打という離れ業もそうだけど、2度の盗塁を刺し、三振ゲッツーを獲って完全に流れを渡さなかったからね。

 

ただもう一つ忘れてはいけないのが、ウチのドラ1ルーキー・近本の功績だよ。

7回の先頭打者として代打で送られると、苦手な左投手、しかも勝ちパターンのエスコバーからいきなりセンター前ヒットで出塁、そして一死後、5点差がありながら盗塁を敢行し、相手のミスを誘って三塁まで進塁した。

ここからDeNAの崩壊が始まったわけだから。

 

まだまだ確実性が低く、とても上位を任せるほどではないんだけど、何か持ってるんだよね、近本って。

そういう星の下に生まれたっていうかさ。

これだと矢野さん、またセンターを近本にして、好調の中谷をファーストしにしそうだなw。

でもトップバッターは止めてあげて。

なんか今のタイガースってトップバッターになるとなぜか打てなくなるという奇病に侵されてるからw。

 

あとはやっぱりDeNAの守りのミス。

失策にカウントされていないものも含めて、いったいどんだけやらかしたんだっていう。

これじゃあ流れも止まるよね。

まあ敵だからありがたいんだけどさ。

リリーバーも勝ちパターンを出してあれじゃあね。

今年も勝たせてもらうよw。

この連勝は大きい

まだ核弾頭が定まってない中で、連勝できたのは大きい。

前回も大きかったけど、今回はまた別の意味でも大きな意味を持つ勝利だよ。

負け試合を引っ繰り返したこと、5割復帰、2試合連続大量得点、神がかってる梅野はもちろん、今日は近本まで活躍してくれるなど、調子を上げている野手が多いこともポジれる点だね。

相変わらずウチの勝ちパターンのリリーバーは完璧だし。

少しずつ明るい兆しが見え始めてきたのは楽しみなところ。

まあもちろんまだまだなんだけどさ。

あらためて浮上した懸念点

やはりガルシアが良くないね。

昨年セイバーメトリクス指標をもとに、ガルシアが昨季のように勝てるかは疑問だってお話ししたことがあって、この前も少し触れたけど、やっぱり今季の活躍、まして二桁勝利ってのは難しいね。

矢野さんはもう一度マウンドに挙げるみたいだけど、次回も調子が改善されないようなら二軍でいいって虎太は思うよ。

 

あとはやっぱりトップバッター。

今の勝ち方なんて当然これから続くわけがない。

早く確定しないと、またやられるよ。

さてさて明日は誰がなるのかな?

 

さあ劇的な勝利で浮かれるのもここまでにしよう。

明日負ければまた借金生活。

ここ最近のように少しずつ前進しているところを明日も見せてほしいね。

 

それじゃあまたね!

 

虎太 f:id:totoraseijin:20190302135036j:plain